現在新国立劇場(中劇場)にかかっている「ヘンリー六世」については、スケジュ
ールの関係から第3部だけを観ておしまいにしようと考えていた。ところが第1部~
第3部を購入していた友人Aさんの都合が急に悪くなったため、「ピンチヒッタ
ー」として、「ヘンリー六世」第1部「百年戦争」、第2部「敗北と混乱」を観た。
歴史をさかのぼる形になったが、やはりおもしろかった。(第3部の感想はこちら。)
「世界史」が苦手というか勉強不足なので時代背景がピンと来ないのだが、英国で
いえば、プランタジネット朝~ランカスター朝~ヨーク朝~テューダー朝のあたり
のことであるようだ。(これでもピンと来ない(笑)。現在の王室はジョージ五世
に始まる「ウィンザー朝」である。)
ワグネル関係では先輩のKさんはじめ、鵜山さんと同期のHさん、Mさんも来られ
ていた。お二人とも本当に予習熱心で、事前に小田島雄志訳を読んで来られてい
た。(--今回は小田島訳に基づいている。)
第1部ではトールボット役の木場勝己、乙女ジャンヌ役のソニン、第2部ではグロス
ター公の中嶋しゅうなどが熱演・好演(!)であった。それにしても皆さん発声が
いい。
終演後は、Hさん、Mさんと「お疲れ様~」とばかり、初台で「反省会」を持っ
た。長~い一日であった。
好評につきチケットを購入される方はおはやめに!
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いやぁ面白かったです
前もって小田島訳で予習していきましたが、少しもネタバレにならなかった
それどころか舞台を見て「あれ?こんな場面あったっけ」の続出
いかに自分が読み飛ばしていたか反省しきりでありました
目で読んだだけの言葉が実際に舞台の上で現実化していく興奮
芝居の醍醐味を堪能しました
演出家に感謝です(キャスト、スタッフにもね)
この文章、トマス・タリスを聞きながら書いております
第3部の幕切れの音楽はトマス・タリスのエレミア哀歌だそうです
「チャンバラごっこ」(または「戦争ごっこ」)の中に、人間の本性を見せてくれるようでした。やはり戦国時代はおもしろいですね~。
トマス・タリス→タリス・スコラーズのタリス?(トリスはお酒?)
ナクソス・レーベルで「エレミア哀歌集」が出ているようですね。探してみます。