理解途中の浄土思想「さて、『本願念佛』とは?」 2013年11月10日 23時45分14秒 | うつせみ佛教問答 本願念佛の教えを要約すると、 「本願を信じて、念佛申さば、佛になる」としている。 まぁ、平たくいえば「信じるものは救われる」というわけだ。 ただ、名号を唱える行為が必要だ、ということだ。 「南無阿弥陀佛」と。 法然より前の日本佛教は、「修行者や学問を積んだ者」が、 往生する狭義的な佛教だったのだろう。 法然はそれを「無学な人こそ、救われるべき」と考え、 名号のみを唱えるという、ごく簡単な方法を用いて、 「末法の世」に「こころの安寧」をもたらしたのだろう。 にほんブログ村 にほんブログ村