堀米薫さまの絵本。こがしわかおりさまの絵がすばらしい。
「わーい、ぼく、いま、うまれたよ!」
ビニールハウスで、たねからめをだしたばかりのはくさいぼうや。
ねずみくんに言う。
「はじめまして! きみ、ぼくのともだちになってくれる?」
「ともだち」っていうのがうれしくて、ねずみくんは、はくさいぼうやを見守りつづけ……。
白菜を育てているからこそ書けるこの絵本。
畑のおひさまを浴び、風を感じた気持になれる。
こがしわかおりさまもご自宅の畑で野菜を作られているとのこと。
そして、堀米さまとこがしわさまは、絵本の企画と同時進行で、
畑に白菜の種をまき、育ててきたのだそう。
大地から力をもらって、この生命力溢れる文とイラストが生まれたのだろう。
この作品は「心にひびくおはなし 低・中学年編(日本児童文芸家協会編・学研プラス)」
の作品を加筆改稿したもの。
大地の匂いを感じる、パワーをもらえる絵本です。
堀米さまの引き出しには、まだまだお話がありそう。
童話塾 in 東北の私たちを、これからもリードしてくださいますよう!
私も昔書いたお話が、加筆改稿して河北新報で連載中。
毎月何遍も公募に応募していた頃の貯金って、大きいな。
「みちのく童話賞」も、みなさまぜひご応募を!
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)