かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

切れ・間ということ

2016-12-22 06:19:43 | 日記

今朝は、さらに蒸し暑く、窓を開けても室温27.5度、湿度66%、足元の扇風機のリズム機能で風を浴びてちょうどよい程度、(昨日の酒が残っていて体がほてっているせいもあり。)

目を覚ましたら、東の空に、23歳のお月様とジュピター(木星)、そして乙女座のスピカが鱗雲の奥から光り輝く。天体観測手帳によると、明日の朝、大集合とあるから、晴れてほしいな。

朝のバスで、俳人長谷川櫂の著書で、俳句の要素は、定型、季語、切れであるが、この切れということがいまいち分からなかったが、間をつくり、空間を広げることだと教わった。たった、10分ぐらいの間に10年分くらいの不明が晴れたような気がした。

   荒海や/佐渡によこたう天の川

  古池や/蛙飛び込む水の音

そうか、芭蕉翁は、切れの名人だったのか。17文字の宇宙。

 

月明かりと木星、そして乙女座のスピカが雲の隙間に輝く。

23才のお月様。彼女が消え、また現れる頃、そろそろ「新年」となる。

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