かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

心旅へのオマージュ

2016-12-20 04:48:04 | 日記

生暖かい。というのが今朝の印象。窓を開けても風が入らず、室温26度、湿度60%。空は叢雲かな、羊雲かな、その間から21歳のお月様が、時折きらめく。晴天は永く続かないようだ。

昨日、録画し損ねた、NHKBSの「心旅」をオンデマンド「見逃し番組」で確認。北から南まで、行ったことのない風景へ、その場所に大切な思い出のある人の手紙に誘われて出かけるという旅の番組。思い出のある人の思いでは、すでにこの世をあとにしている人、が多いので、この世の人とあの世の人からのメッセージにより誘われる日本の旅。

もうNHKのアサドラを追い続けなくなって久しいが、この番組だけは、一話完結の短編ドラマを味わうかのように、日々追っかけている。ドラマの作者は、市井の人、演じ手は火野正平さんとチャリオ。

自転車を使って遠い場所に向かうという空間の旅と、あの日に還るという時間の旅のドラマは、年寄りだが少年的味わいのある正平さんにぴったりの役どころ。

齢を重ねて、チャリオの走行距離も、年を追うごとに短くなっているのが気になり、あと何年続くのか心配にはなってきているが、オイラも65歳のジパング世代の仲間入りとなったら、主に自転車を使用して、思い出の大切な場所、辿り残した山河への旅暮らしを計画しているので、いつか、正平さんご一行と「日本のどこかで♪」めぐり合いたいな。それまで番組続けてほしいな。

 

 

 

 

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