北風がいよいよ石垣島にも吹き渡って、遠いシベリアなんかに思いを馳せる。つくづく、地球の小ささを感じ、小さいこの地球で、争いや、主権の主張や自国民だけの幸せを願う政治家など日常的に垣間見て、辟易してしまう。オイラなんか、ただただ、国後や択捉の遅い春に、一面に咲くお花畑や最高峰チャチャ岳なんかを生きている間に、それも歩けるうちに歩きたいと思っているだけなんだが、あんな人たちを上にいただいているようではおぼつかなくなっているな。あとは、夢想家といわれても夢想の世界で快楽を味わうしかないのか。
北風に抗って、食材をを求めるクロサギのクロベイ