富士登山病というのだろうか、もう来年の日程などを考えている。今年の光景を見て、もう外国人や観光団体的集団が跋扈する富士山シーズンは、あきらめた。山開き前の6月下旬、山小屋閉鎖跡の9月下旬が、現時点における最適登山シーズンなのだろう。
ところで、この台風5号、今日から明日にかけて富士山も大嵐となるのだろう。心あるやからは即刻中止、下山の方向にすすむのだろうが、気にかかるのが、陽気な外国人のグループ。どこまで日本の気象情報を理解できるのか。多くの人が、それでも登り始めているのではないか。彼らのなかには、山小屋さえ予約しないで山頂を上り下りするやからが多数いると思われ、雨嵐をどこで過ごすのだろうか。心あるものは、山小屋の土間でもいいから避難するとは思うのだが、衛生的になったトイレや機械室に身を投じているカップルなどが多いのではないか。
8合五尺の御来光館のライブカメラにさすがに人影は見えないが。気にかかるから少し注視しておこう。
http://www.goraikoukan.jp/live/
それとは別に、オイラは大の嵐が好きなヒト。できるならば、山頂に近い小屋で恐怖の一夜、いや二夜をすごしたいとも思うのだが。居合わせた、ヒトビトとねんごろになるのも、またこれ愉快。いつの日か、嵐の前に電撃予約をして逗留といきたいものだ。御来光館なんてちょうどいい高さかもしれない。
あしたはまんげつでっせ。静かで平和なやいまの宵。