本日は、山の日。山には行かない。石垣島には、沖縄県最高峰が聳え立っているが、朝ベランダに出たとたん灼熱の朝日に照らし出され、植物に水をやって、逃げるようにエアコンの効いた部屋に避難する。そのような、環境とエアコンになじんだ体たらくな身体状況では、とても山に登ろうなんて発想にならない。
夕刻から、NHKは、BSを中心に山関連特番を組んでおり、本日は、エアコンの効いた部屋で島酒でも飲みながら山に親しもう。
こないだの富士山は軽装の弾丸登山ではあったが、テントと食料を積んだ登山は、農鳥岳~仙塩尾根~仙丈岳以来だからもう3年もやっていないか。相当、歩荷スタイルに対応する体力は落ちているものと思われる。
理想的には、来春のSTY出場と完走を潮に、大方の大会関係から身を引いて、カメラも担う歩荷スタイルに復帰し、北の山から順に、「登り残した山・再会の峰」を歩き回りたいのだが、遅くとも再来年からは残された生活を「そちら」にシフトしよう。
朝の総合テレビでは、摩周湖近くの西別岳の映像が流されていたが、お隣の摩周岳には、釧路在住の2年間に三度ほど登った記憶があるものの、西別岳は意に介さなかった。日本中そんなブラックホールみたいな山岳風景が待っていてくれるのだろう。
http://www.kimurass.co.jp/nishibetsu.htm
さて、ガイドブックは、もちろん昭文社の山と高原地図のお世話になるのだろうが、リニューアルされたヤマケイの「分県登山ガイド」も、日本の登山百科足りえて役に立つのだろう。それに合わせて、国土地理院2万5千。一生の伴侶だろう。
まずは、「北海道の山」からだろうが、北海道だけは、レンタカーのお世話にならないと。あれもこれも登りたい山があるので、 2シーズンぐらいで終わらないだろう。
あと、それから、来年は2年おきに開催されるTJAR(トランスジャパンアルプスレース)が、今頃の日程で始まるのだろう。だから、北アルプスか、南アルプスあるいは、どちらのアルプスにも出かけ、応援登山をしたいとも思っている。そのための計画を練るだけでもうっとりしてくる。
と、頭に山のことが浮かんだら、支離滅裂に、脈絡もなく、あれも、これも、山の風景が遠近(おちこち)と沸いては消え、消えては沸いてくる。
Rシュトラウス「アルプスシンフォニー」ショルティ指揮バイエルン放送響をyoutubeで聴きながら。
セルフタイマーオフ
セルフ2秒 p900の月モードは手振れ防止のために、セルフ2秒が標準設定となっている。上とちらがぶれていないか。
夜明け前の東の空には、正面にオリオン、左に金星、そしてシリウスが姿を現してきた。立秋もすぎた朝。