かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

星の祭り

2017-08-13 06:51:59 | 日記

土曜日のの夕方、南の空は晴れていたので、夕涼みをかねて海岸に三脚を携え、降りる。同時刻、市街の埋立地では「南の島の星祭」が開催されているとのことだが、西の空は明るすぎて、宮良海岸からの撮影に支障を与える。

酔っても歩いてこれて、誰もいないこの海岸がとても好きだが、市街の明るさが、例えば魚眼の15mだとモロに入ってしまう。

石垣島の北部にテントを張って一夜を明かせば、あるいは、真の暗闇を体験できようが、まだ果たしていない。

また、今日の南空は、少し水蒸気を帯びているようで鮮明な天の川とは行かなかったが、水平線上のさそり座といて座をはさんだ天の川の「暗い淵」が見渡すことができた。

賢治の「双子の星」のふたつ並んだお宮は、いったいどこなのだろう。天の川の西の岸とあるから、「双子座」ではなく、さそりの尻尾付近のふたつの星ではないかとも言われているが、定かではない。

さそりやいて座など写りこんだ夜空の星に星図を引いてみると、さまざまなドラマや神話が夜空で繰り広げられてきたのだと思う。

壮大なドラマは、すべて愛と嫉妬、戦いと殺戮、復活と平和、すなわち生と死により作り上げられたものだが、それらの役目を終えたものたちが、ヒトといわず、動物といわず、神といわず、みな全天のお星様となっている。

やがてキム何とかさんも、トラン〇さんも、夜空の一星座に括りつけられていくのだろうか。いいえ、彼らには愛がないからお星様となる資格はありません。

宮良海岸から市街の夕景

 

魚眼で天の川

いて座と、さそり座に線を引いてみる。まるで囲んだあたりが双子のお宮か。真ん中の一番明るい星が土星らしい。

ミサイルではありません。石垣発の飛行機です。

http://www.ihatov.cc/song/star.html    星めぐりの歌を歌ってお日様が来るまで待ちましょう。

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