岩手県の夏油(げとう)温泉。昭和の香りのする湯治場で、自炊部という長期滞在できそうな宿に、3泊したうち初日の夕刻と、最終日の未明、晴れてくれたので、屋外に出て、三脚を広げ、D750のレリーズを、それぞれ1時間弱押した。谷間の宿で、空のスペースは限られているし、山奥の鄙びた宿とはいえ、街路灯や電線の類が邪魔をして、ストレスなく撮影ができるという環境にはなかったが、街中とは異なり、澄み切った夜空が、久々に望めた。
夕刻には、北国から白鳥(座)が舞い戻ってきていたし、朝方には、琉球のお城が燃え尽きたことを悲しんで、獅子(座)=シーサーが天を仰いでいた。
この湯治場は、まもなく半年の冬季閉鎖に至るが、この冬は、岩手を中心に営業中の湯治場を三脚持参で訪ね歩き、寒さ厳しいが、澄み切った天上の世界を覗いてみよう。湯に出入りしながら。
夕刻の北西方向、紅葉の森に、天の川
ソフトフィルターで、星を大きく。夏の大三角がはっきりと。
北国から、いらっしゃい、白鳥さん
未明の南空には、オリオンやおおいぬ
東の空に、しし座