なんか、こううれしくなるな。オイラの川ではないのに、きのうも広瀬川に新たな旅鳥たちが家族でやってきた。名前を同定できたのは、オナガガモとコガモ。一羽だけだがユリカモメもおいでだ。冬の水鳥の定番だが、遠い、シベリアで今年生まれ育った家族、兄弟たちであろう、何千キロを旅してきたのだろうか、疲れを見せず光を浴びてお散歩をしている。
あるいは、ここを中継地としてもっと南に旅するのかもしれないが、ぜひ来春の北への帰還のためにしばし英気を養ってほしい、決して汚染された食材やプラごみなどで体を壊さないように祈ろう。
よく観察していると、この時期の水鳥たちは縄張り争いの必要もなく、猛禽などの天敵から身を守るため、属という(ヒトでいえば、フランス人と日本人との差異程度なのであろうか)違いを乗り越えて、仲良く集団でいることをいとわない。昨日の、カワアイサとホオジロガモの♀同士も、そのような関係か。
もっと深く観察しようか。冬鳥たちの行動。
オナガガモの♂と♀
オナガガモの♂ 胸から首にかけての白い襟巻が特徴
オナガガモの♀ 白い襟巻目立ちません
コガモの先頭は♂ 後は♀か まだ幼そうなので、図鑑のような差異はないが、オスの目の周りは緑色
カワウとウミネコに交じって、ユリカモメが仲良く並んでいるね
オナガ家族のお散歩と、コガモ兄弟の冒険