かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

GOTOトラベルでつなぐ前線通過の八幡平

2020-10-05 15:58:58 | 日記

二晩とも清潔な無人小屋でひとり過ごしたが、お陰でひどい雨には打たれなかったが、八幡平山頂から蒸ノ湯に下る道は、夜半に降ったやや強い雨のため小さな沢のようになっていて、ゴアテック製のハイカット登山靴とロングスパッツのフル装備で、「濡れるはずはあるまい」と小沢をジャブジャフたかをくくって歩いてところ、左足が深みにはまり浸水。そのうち、沢中に着いた左足が石によりバランスを崩し、水中で尻餅、お陰で右足も半浸水。他に数回危ういめにもあい、グズグズの厚め靴下で後生掛温泉に到着するころには、すっかり濡れた地面にテントを張る気概が薄れつつあったので、この時期なので、ダメ元だと思いつつ、湯治部屋が空いていないか温泉の受付係りにマスクを装着の上、尋ねたところ、幸い小綺麗な個室が空いており、湯治部屋としては、やや割高の6000円との設定だつたが、なんと、こんな山あいの温泉宿までも、「GOTOやってます、キャンプなんかするより、温泉何回でもはいれで、クーポンもあつて、安くて、うんといい」と云われたので、満面の笑みを浮かべて、宿を乞うた始末。

たしかに、6000円が4000円に割り引かれ、おまけに明日まで有効の1000円クーポン付。(宿の売店で、ビールとお酒買うことに躊躇せずキマリ。)

「ああ、政権与党のバラマキ罠に、今日も掛かった、小市民」

 

30年以上前、青森県在住時には、山だキャンプだと何回も日帰り温泉した意中の硫黄濁り温泉、今宵空白を取り戻すべく、ドップリ浸かろうか。

 

雨に煙った八幡沼。あの山小屋にも一晩お世話になりました。

 

 

午後から雲が切れて、鮮やかな色合いに。

 

湯宿の谷間は、温泉の湯気に紅葉が煙っています。

 

明日は、なつかしの玉川温泉に入って、「ドリンク」サービスしてもらおう。

ああやだよ、小市民。

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