かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

キャンプ地の星空撮影は、そろそろつらいか

2020-10-10 13:20:49 | 日記

9月の末、飯縄山の麓にあるキャンプ場で目覚めたのは未明の2時過ぎだったか。秋も深くなると、テントの外に出るのが、そろそろ億劫になるほど冷えてきたし、フライシートが夜露でべっとり濡れている。

テントから顔だけ出して、樹間からのぞける空を見上げたら、晴れていて、月がそろそろ戸隠の山に隠れそうだったので、テントから這い出して、少しでも空が広い場所に三脚を据えようと適当な場所を探し歩き回ったが、あいにく、そのキャンプ場は外灯が点々と場内を照らしていたので、少しでも暗がりを求めて歩いたら、サンダル代わりに履いたジョギングシューズでも、朝露で靴下まで濡れた。

そんなこんなの諸事情で、晴れていたにもかかわらず、星空の写真を数枚撮っただけで、あとはレンズの結露防止用ヒートベルトをレンズに巻いて、こないだヨドバシで買った1アンペアのリチウムバッテリーにベルトのUSBコードをはめ込んで、1時間の微速度撮影をスタートさせ、早々にテントにしけこんだ。

それから、テント内で半身をシュラフにいれ、開けたテントの入り口半分をまくり上げて、付属のひもで入り口部分を固定し、前方にヒャッキンで買ったレジャーシートを敷いて、ガスカートリッジでお湯を沸かし、コメを炊くという朝の支度にとりかかった。

微速度撮影が終わるころには、保温ボトルにお湯を入れ、コンテナ容器に炊いたご飯の半分を入れて弁当を作り、みそ汁に佃煮というシンプルな朝食を済ませていたので、再び屋外に出でてカメラの回収に赴いたが、まだ暗いので、設置場所がどこだったか少し捜し歩き、焦る。

そんなもんだから、出来上がりの写真は、ややピントも甘く、微速度撮影も1時間で30秒足らずと満足のいくものではなかったが、2020年の戸隠高原の記憶として貼り付けておこう。

せっかく、重い一眼と三脚を持ち出すのだから、冷えていても、もう少し「真面目」に星空と向き合おうと反省した。

もう10月も半ば、来週から10日程度は月も暗いし、火星も地球大接近中、22日ころはオリオン座流星群が観察できるのだという。カイロを持参しながら、シーズン最後の?「星空撮影も目的の一つとして」どこかの紅葉の山懐に飛び込もう。

 

 

    

          月が隠れた3:55 ソフトフィルター使用

     

       

          冬のダイアモンドすべては見えませんでした。

 

 

 

 

 

 

   30秒の微速度撮影を1分に(ソフトフィルター使用)。 後半暗くなったのは月が隠れたため。

 

      

コメント