かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

ブナの実の豊作を祈る

2024-05-17 11:09:21 | 日記
おとついから岩手の湯治宿に滞在。今朝は日本海を寒冷前線が通過中のため、湯に入りながら雨上がりを待つ。山菜を少し確保しないと、夕餉がさみしくなるため山に入りたい。昨日は新緑のブナの森を5時間ばかり歩いた。1000メートルから上は雪が残っていたので、そこで折返し、見晴らしのいい場所にシートを広げ、宿でつくってきたオニギリとノンフライのカップうどんで昼餉とする。風のよく吹き抜ける場所だからか、その場所には太くやや幹や枝がねじれたブナが一本立つ。もうすっかり生い茂った葉の間から、いくつもの毛の生えたまん丸坊主たちが天を見上げている。ブナの実たちにちがいない。
今年は、しっかり育って、秋には栄養豊富な脂肪質を蓄えたイガグリを地上に落としてくれるのか。そうであれば、クマたちも喜ぶにちがいない。この秋、またこの場所にやってきて確認したくなった。クマさんには会いたくないが。
















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