北国に住んでいると、気温が10℃を超えると「ああ、春が近づいてきたな」という感覚になる。
南西諸島在住時は、気温が13度にもなると、部屋に暖房もないので「耐えられない寒さだ!」と顔をゆがめていた。
昨日は、約2か月ぶりに広瀬川沿いをスロージョグしたら、あまりにも春めいていたので、ついウインナワルツが口に出てしまった。ヨハン・シュトラウスの「青く美しきドナウ」や「春の声」などのメロディーがたどたどしく口について出たが、春先に浮かぶ曲として一番心地よいのは、1975年3月25日(だと下記HPが教えてくれた)にカール・ベーム&ウイーンフィルにより生まれて初めて聞いた「南国のバラ」なのかもしれない。あの日、「こうもり」序曲まで6曲演奏されているが、「南国のバラ」だけは、今でも心に焼き付いている。えもいわれぬ美しいメロディーとウインフィルならではのふくよかで柔らかな弦の音が今だに記憶の海の底でゆらめいている。人生は短い。
その音源も残されてYoutubeにアップされている。音源だけだが、なかなかいい音質で残されていてよろこびにたえない。
1975年3月25日: カール・ベーム ウィーンフィルの演奏曲(NHKホール)
- J.シュトラウスII:『南国のばら』
- J.シュトラウスII:アンネン・ポルカ
- J.シュトラウスII:皇帝円舞曲
- J.シュトラウスII:常動曲
- J.シュトラウス&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
- J.シュトラウスII:喜歌劇『こうもり』序曲
- ヴァーグナー:楽劇『マイスタージンガー』第1幕への前奏曲(アンコール)
COMPASS OF MUZIC さんのHPから引用
「1911Mhaler」さん提供1975年3月25日NHKホールライブの「南国のバラ」
かぜねこ三百名山未踏峰・空想(共有)登山
鷲ヶ岳(わしがたけ・1671m・日本三百名山№273)
いよいよ白山周辺に北上してきた。百名山として登った白山と荒島岳を除いて未知の山が盛りだくさんで楽しみである。鷲ヶ岳のなかなかいい動画がなくて、山頂からの展望が目視できないけれど、晴れていれば御嶽、乗鞍、北アルプス、中でも白山の絶好の展望地だろう。残雪の山を望める5月頃の登山がいいな。それにしても、白山周辺の山、どの山も鉄道駅から遠いな、バス停も見つからないな。もう一度若かりし時に戻れたら、ジムニーを走らして行っただろう。ずうっとスバルだったけれど、ジムニーのほうが林道走りには小回りも効いて良さそうなので。
「Jimny Outdoor Life」提供
【ジムニーと山登り】鷲ヶ岳(岐阜県郡上市、高山市)新型ジムニーで行く山登り挑戦!!ガスのち晴れの絶景 (森ヶ谷林道終点⇔山頂)
バスの走らない林道を移動するのはジムニーが最適ですね。若かったらこの車で全国を走っただろう。