言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

地名・歴史サークル

2021年05月20日 | 日記

          

              高寺院の誕生仏です

 毎月第3木曜日に(山江の地名と歴史サークル)を行っています。改善センターの2階です。いま会員は16名です。10時から1時間半程度、昼前には終わるようにしています。山江に関する地名や歴史について、私がちょっと調べたことを素にみんなで語り合っています。今日は雨が降ったので参加者は少なかったです。

 「球磨郷土読本」(球磨郡教育支会 昭和10年刊)があって、この副読本は当時の小学生向けのテキストです。その中に「球磨歴」というのがあって、今日はそれを紹介しました。

1月は「(睦月)霜初月ともいう」そして、 「一日 元朝祝 柿や酒や雑煮等で家内中そろってお祝いします。柿の種子の数で今年の運勢を占います。」と正月のことを紹介されています。会員は70代、80代の人で、昭和10年刊の読本を使った世代ではないのですが‘なんとなくわかる’世代です。柿はつるし柿のこと・・柿の種子で占うのは経験者でした、しかし種子の数が多いといいのかどうかについては覚えておられませんでした。(次回までにしらべるように宿題になりました)

 1日は学校に出かけていって運動場で式があっていた、校長先生の話、先生たちは正装していた、おわりにミカンを2個ほどもらって帰っていたとのことでした。私よりちょっと年上の人たちです。私は人吉の小学校でしたが全くその経験はなしです。すぐ近くなのに違うことを知ってビックリでした。そのときのミカンの味を覚えておられました。

 むかしは何とはなく温もりがあって貧しくてもいい時代だったような気がしています。今とは違う豊かさを感じるのです。

 今日の天気(