夏の高校野球決勝戦を見ました。智弁学園と智弁和歌山高校・・兄弟校なのか系列校なのか、詳しくは分かりませんが、このようなチームでの優勝戦は初めてではなかったでしょうか。同じユニフォームで何か変な様相でした。同じようなユニフォームで戦えるとは野球ならではなのかもしれません。サッカーなどのように選手が入り混じれてのゲームでは考えられないことです。1回表の4点が最後まで重くのしかかったようです。2番手のピッチャーの出来なども含めて‘和歌山’の方に分があったようです。
今年の甲子園は異例づくめになりました。去年は開催できずに1年ぶりの甲子園、雨が続いて延期、延期、雨でドローゲームもありました。ベスト4は関西勢だけ、今年も九州勢も、熊本県代表も早めに姿を消してしまいました。残念だったです。
甲子園は郷土代表の対決戦というかたちで行われていることにその人気が継続している大会です。100年以上も人気があるのはそのことがあると思います。数年前の県代表はずいぶんと強豪でした。残念ながら全国制覇はできませんでしたが、もっと残念だったことは選手は県外からの生徒だったことです。「純」を気にする国民性、県民性からして最近のチーム編成は気になるところです。中央集権的になって(強いチ一ムづくり)に力がそそがれているようです。「人吉球磨から甲子園に!」というスローガンは‘夢のまた夢’そして‘幻’になってしまっているのかもしれません。
チーム編成に何らかの条件がないことには‘中央集権化’はさらに加速されるだけです。そんな動きが出てくることを期待しています。
智弁の両チームの選手さん、お疲れでした。これからもがんばってください。
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