雨が降ったり止んだりした1日であった。
娘とTOHOシネマズ津島に吉永小百合さん主演の映画「いのちの停車場」を見に行く。
東京の総合病院で働いていた緊急医療センターで、女医が医師見習いが行為をしたという事で、責任を取って、故郷の金沢に戻ってきて、在宅医療の「まほろば診療所」に勤務することになった。
患者がほとんどいない診療所で、自転車で看護師と在宅医療の診察に出掛けるようになる。
終末期を迎えた患者ばかりで、定期的に訪問看護するだけで、医師としてやることは殆んどない。
院長は交通事故にあって車椅子で、診察に出掛けることはない。
ガン患者の在宅医療が殆んどであるが、患者の話をよく聞いて、最後の願いを叶えることが医師の役割という事で、在宅医療を行っている。
若い医師見習いの青年が女医を頼って、真っ赤なスポーツカーでやって来て、まほろば診療所で働くことになった。
小学生が白血病で、もう医療行為ができないという事で、在宅医療することになったが、「海に行きたい。今度生まれてくるときには人魚になりたい」と聞いて、青年の運転で家族と一緒に海に出掛けて、一緒に海に入って、楽しそうに遊ぶことが出来た。
暫くして彼女は安らかに旅立っていった。
女医の一人暮らしをしている父親が酷い痛みを伴う病気になって、痛みに耐えられなくなって、安らかに死なせて欲しいと安楽死を娘に頼む。
しかし医師としての娘は父親の願いを叶えることが出来なくって悩むが、最後は二人で金沢に町に朝日が上ってくるのが見えて、映画は終わってしまった。
父親が安楽死をしたかどうかわからないが、これからの終末をどう迎えるか考えさせる映画である。
私だったら、最後は山に行って、山を見ながら死にたいなあ。
終末をどう迎えるのか誰にもわからないが、自分の人生は自分で最後は決めたいものである。
延命治療して病院で機械に囲まれて死にたくない。自然に安らかに眠りたいものである。
誰でも何処でも在宅医療を希望する場合は、もっと在宅医療制度を充実してほしいものです。
今日の万歩計は、3,664歩でした。