ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2022-5-4(水)、映画「わが青春つきるとも」🌞

2022年05月05日 06時14分44秒 | 映画
室温は、14.3度。
今日も朝は冷え込んで、ストーブでお湯を沸かして、部屋を温める。

久し振りに娘と「らんぷ」モーニングに出掛け、帰りにコーヒーのカスを貰ってきました。

帰りは歩いて帰ってくると、田んぼの水溜まりに親子のカモが仲良く泳いでいた。

田んぼに田植えが始まるのか、水が入り、シロサギ、アオサギ等の水鳥が田慣らしの機械のあとをついて、餌を探している。

顔と首と尻尾辺りが茶色の「アマサギ」かな?


畑にコーヒーのカスを撒いていると、隣の畑のおじさんにゴーヤの苗を分けてもらいました。

草を取って、畝に苗を植えると、やっと畑らしくなりました。

午後から娘と稲沢勤労福祉会館に映画「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」を観に行きました。


1905(明治38)年に、信州諏訪で生まれ、幼い頃に両親が亡くなって、祖父母に育てられていた伊藤千代子は、諏訪高女卒業後代用教師をする中で、貧しさ故お弁当も持ってこれない生徒がいることに衝撃を受け、東京女子大学に入学する。

社会研究会に参加する中で、故郷の製糸工場の大争議を応援し、浅野晃を知り合い、結婚する。

悪法「治安維持法」が公布され、思想弾圧が激しくなり、
千代子は検挙され、厳しい拷問を受けたが、仲間を売ることはなかった。

しかし、夫が転向して仲間を売ったことを知り、落胆して精神を病んでしまい、治療を受けるが、十分な食べ物や治療のないまま肺炎を起こして、24歳という短い生涯を終える。

しかし、戦後日本国憲法が発令されて、主権在民、男女平等、基本的人権等が盛り込まれて、千代子の思いが実現することになった。

いままた、政府は憲法を変えて、戦争する国にするための準備をしています。

今こそ憲法を守り、平和な日本をしなければならないという決意を新たにしました。

今日の万歩計は、8,976歩でした。


 

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2021年9月30日(木)、映画「MINAMATA(水俣) 」 ⛅

2021年10月01日 06時06分05秒 | 映画
散歩中、実りの秋を満喫。
カラスウリ、カキ、イチジク、マキの実が実っていた。



子どもの頃、赤くなったマキの実を探してはよく食べていました‼️

友人とマックでモーニングしてから、TOHOシネマズ津島で「MINAMATA(ミナマタ)」を見に行きました。

ジョニーデップ主演の映画で、日本における水俣病の惨事を世界に伝えたアメリカの写真家、ユージン・スミス氏の日本での取材を描くヒューマンドラマで音楽は坂本龍一が担当する。

1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人ユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。

水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。

そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、写真の現像小屋が燃やされて、追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々の写真を撮りたいと提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮り、アメリカの雑誌ライフに送ると、特集を組んで掲載され、1枚の写真が世界を揺り動かしました。

水俣裁判は勝訴しました。

公害に苦しむ人々の闘いが世界中に広がっています。

日本では、他にも新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ゼンソク、福島の原発事故など長い長い闘いが続いています。

久し振りに感動し、心が痛む映画を見ました。

観客が3人しかいなかったのが、とても残念でした。

史実に基づいた映画を一人でも多くの人が見て欲しいものです。

今日の万歩計は、11,768歩でした。

9月の歩数は、230,467歩でした。
1日平均のは歩数は、7,682歩です。
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2021年8月18日(水)、映画「キネマの神様」☂️のち⛅

2021年08月19日 06時31分21秒 | 映画
午前中ずっと雨が降っていたが、午後から雨が止んで時々晴れ間が見られるようになったが、洗濯物は突然雨が降ってくる場合もあるので、自転車置き場に干しておく。

久し振りに畑に行くと、真ん丸のゴーヤが大きくなっていた。
イタズラして目を着けたら、ゴーヤ坊やに変身した。

午後から友人と娘に車に乗せてもらって、TOHOシネマズ津島に「キネマの神様」を見に行く。

酒とギャンブル好きで、借金ばかりしている父に、母と娘は決託して、一切借金の穴埋めをしないことを宣言する。

フラりと友人のやっている映画館で昔映画の助監督をしていた若い時のことを思い出しながら、懐かしい映画を見る。

久し振りに家に帰ると、孫息子が祖父の映画の脚本を読んで感動して、一緒に脚本を作り直さないかと声をかけてきた。

出来上がった脚本を応募すると、大賞を取ることができた。

78歳の新人脚本家と評判になって、映画が上映され、見ている内に静かに旅立ってしまう。

好きな映画を見ながらの旅立ちは幸せで、羨ましい限りである。

人生終わりがよければ、すべてよしの人生だと思わせてくれた映画だった。

この映画はコロナに感染して亡くなった志村けんさんのために、山田洋次監督が脚本を書いていたものである。

友人である沢田研二が代役を勤めたが、やはり志村けんだったらもっと面白い映画になっていたことでしょう。とても残念。

いい映画を見た余韻が残って、私の終末はどんなに終末になるのだろうかと考えて眠る。

今日の万歩計は、7,809歩でした。







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2021年8月10日(火)、ねことじいちゃん 🌞

2021年08月11日 04時57分01秒 | 映画
昨日シッカリ雨が降ったせいか、涼しい風が吹いてきて、歩いていてもとても気持ちがいい。

珍しくザクロが成っていたり、クリが成っていた。

家に帰っても、気温が28度で、クーラーもかけずに1日過ごすことができた。

娘が借りてきたDVD「ねことじいちゃん」を見る。

愛知県佐久島を舞台にした映画で、「世界のネコ歩き」で有名な岩合光昭さんが監督の映画です。

島で暮らすじいちゃんと猫の自然な姿が微笑ましい。

東京から引っ越ししてきた若い女性がカフェを開き、毎日のように年寄りが集まり、時には料理を一緒に作り、妻から引き継いだ料理レシピも増えていった。

息子が東京で一緒に暮らそうと、帰る度に声が掛かるが、長年住み続けて、お互いに歳を取ってきた隣人との暮らしが離れられなくて、この島で猫と一緒に住み続ける決意をする。

岩合さんらしい猫の表情がとても微笑ましい。

13,14日に佐久島に家族で行くのが楽しみである。

島のアッチコッチに地域で育てている猫がいるようである。

猫好きな我が家の家族は楽しみである。

今日の万歩計は、8,068歩でした。







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2021年6月16日(水)、映画「いのちの停車場」 🌂

2021年06月17日 05時35分18秒 | 映画
雨が降ったり止んだりした1日であった。

娘とTOHOシネマズ津島に吉永小百合さん主演の映画「いのちの停車場」を見に行く。

東京の総合病院で働いていた緊急医療センターで、女医が医師見習いが行為をしたという事で、責任を取って、故郷の金沢に戻ってきて、在宅医療の「まほろば診療所」に勤務することになった。

患者がほとんどいない診療所で、自転車で看護師と在宅医療の診察に出掛けるようになる。

終末期を迎えた患者ばかりで、定期的に訪問看護するだけで、医師としてやることは殆んどない。

院長は交通事故にあって車椅子で、診察に出掛けることはない。

ガン患者の在宅医療が殆んどであるが、患者の話をよく聞いて、最後の願いを叶えることが医師の役割という事で、在宅医療を行っている。

若い医師見習いの青年が女医を頼って、真っ赤なスポーツカーでやって来て、まほろば診療所で働くことになった。

小学生が白血病で、もう医療行為ができないという事で、在宅医療することになったが、「海に行きたい。今度生まれてくるときには人魚になりたい」と聞いて、青年の運転で家族と一緒に海に出掛けて、一緒に海に入って、楽しそうに遊ぶことが出来た。

暫くして彼女は安らかに旅立っていった。

女医の一人暮らしをしている父親が酷い痛みを伴う病気になって、痛みに耐えられなくなって、安らかに死なせて欲しいと安楽死を娘に頼む。

しかし医師としての娘は父親の願いを叶えることが出来なくって悩むが、最後は二人で金沢に町に朝日が上ってくるのが見えて、映画は終わってしまった。

父親が安楽死をしたかどうかわからないが、これからの終末をどう迎えるか考えさせる映画である。

私だったら、最後は山に行って、山を見ながら死にたいなあ。

終末をどう迎えるのか誰にもわからないが、自分の人生は自分で最後は決めたいものである。

延命治療して病院で機械に囲まれて死にたくない。自然に安らかに眠りたいものである。

誰でも何処でも在宅医療を希望する場合は、もっと在宅医療制度を充実してほしいものです。

今日の万歩計は、3,664歩でした。





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