午後からさや9条の会があり、「昭和と戦争」というビデオを鑑賞し続けてきて、最後の8巻「「独立への道のり~古い上着を脱ぎ捨てて~」を鑑賞する。
戦後GHQの支配の下、新生日本の幕開けとなった。食料や物資の不足で、アメリカから「ララケア」物資として子どもたちの栄養不足を補うために脱脂粉乳が送られ、学校給食に取り入れられ、アメリカ文化が急速に日本に蔓延ってきた。
共産党が国会で32議席を占め、大きくなるにつれて、共産党をつぶすためにレッドパージを行い、共産党を壊滅状態に陥れた。
日米安全保障条約を結び、日本に沖縄中心に米軍基地を配置し、1924年に朝鮮戦争が起こったときには、日本を米ソの戦争の防波堤とした。
「朝鮮特需」という名の元に、日本で武器を作らせ、戦争に駆り出させ、警察予備隊を設置し、軍需産業を興させ、軍事の強化が図られた。朝鮮特需は日本の工業生産を活発にし、経済を急速に成長させる起爆剤となって、日本が戦後の復興成長して、高度成長に歯止めが止まることはなかった。アメリカに続く世界第2位の経済発展を遂げることになる。
現在でも、アメリカの支配は続き、沖縄への基地に危険なオスプレーの配備、原発を作り続け、日本の政府はいまなおアメリカの言いなりが続いている。そして安保条約が続く限り、日本の独立はありえないことを感じた。
次回には、高倉健主演の「ホタル」を鑑賞することになった。とても楽しみである。
今日の万歩計は、12,267歩でした。