
MP4/5 に装着したリア・ウイングを本格的なマルボロ仕様にする為に
車体から降ろしバラバラに分解する事から始めましたが・・・
これがまた大変ですが愉しい作業となりました。
この手のパーツ類は分解してみないと、どんな仕事がしてあるのか
解らないものですが隠れた部分にこそ丁寧な職人技が詰め込まれて
いるものです。
構造上、振動や強烈なダウンフォースに耐えられる様に補強パーツ迄
しっかりと作り込みされていて子供騙し的なモノでも伊達なモノでもなく
本格的に組み立ててあり、とてもメカニカルなのには驚きです。
大小二枚の翼、そして翼端板にマルボロ・レッドとホワイトをペイントする
予定でしたがサーフェーサーなる下地作業が面倒になってきて・・・
急遽、カッティング・シートで加工する事に変更しました。

二色のシートとマルボロ・デカールを貼り終えて一服・・・
湾曲部も有り、結構入念に作業をした甲斐あってまずまずの出来栄えです。
そして、組み付けました。

もの凄い存在感のリア・ウイング完成です。
ノーマル・アスピレーションの V10 ホンダ製エンジンを搭載した
1989年製 マルボロ・マクラーレン・ホンダ MP4/5 のリア・ウイングは
前面からはマルボロのロゴのみですが後ろからのビューではロゴの両端が
レッドのマルボロマークで挟まれますからその部分も忠実に再現しました。

夜間のテスト走行でも取り付け状態に問題無しで
ビクともしない頑丈でチョット大き目のリア・ウイングは圧巻ですよ。

コイツをオーバーテイクする度胸ありますかな?