
これはもうかれこれ20年近く前に購入した毛鈎の素材、エルクヘアです。
(未使用で保管してあるものです。)
数知れない素材の中でも比較的廉価でメジャーな為、フライタイイングされる方なら
どなたも必ず複数でお持ちでしょう。
ウィング材としては浮力・視認性・耐久力 どれもが扱い易い上に秀逸です。
イタリアおやじ視線ではこのエルクヘアにも五段階位のグレードがあって上の画像のは
飛騨牛で言うところの“ 飛び級 ”最上級の一つ上 に匹敵します。
「フゥ~ン??? 何処が???」 でしょうが・・・
ヘア1本1本の直径、色艶、斑模様のバランス、どれもが超極上としか例え様がありません。
・・・と、これはフライフィッシャーの完全な思い込みに過ぎませんが・・・

カディスに仕立てた毛鈎はアマゴ嬢の大好物らしく大変良く釣れてくれる事から
水面下から相当虫っぽく映っている事は疑う余地もありません。

イレギュラーな操作にも抜群の機能性を備えたエルクヘアカディスは
アマゴに片想いのマルチツールなんですね。