トロトロとした緩い流れがお好き? 毛鈎が流し易いから?
私は真反対だよ。
流れに勢いが無い渇水時は面白く無い。
流れが速いと毛鈎の置く場所が無い?
そんな事あるもんか。
良いアマゴは速い流れから出て来るからな。
13日未明、晴れていれば放射冷却で最低気温15度以下が
この時期の飛騨の標準だが曇っていて20度位だった。
徐々に白み始めた空は鉛色でエッグサンドを頬張っていると
モーターホームのルーフを叩き付ける大粒の雨が落ちて来た。
「良いぞ!」「もっともっと降れ~!」
でも、5~10分単位で雨は小康状態になってしまう。
暗い曇りの朝だ。30分に一回位で廻ってくる
降雨の最中が釣り時だ。
叩き付ける雨で流れの水面が白っぽくなっている時は
毛鈎を流しても居ないかの様にスルーしていた個体が
一気に活気付く。
まるで別世界に突然変わってしまったかの様に・・・
これが雨が止むと途端に顔を出さないからアッパレだ。
降り出すと同じ流れから、突然毛鈎目掛けてアタックして来る。
それの繰り返しだ。
俊敏なアマゴの釣りはサイコーだ。
外道のイワナは釣れなくても構わない。
私はアマゴ狙いの釣り師だからさ。
雨の時位はタップリと愉しませてもらうぜぇ。
ってな感じ・・・
渇水を解消する様な降水量にはならない感じだったし
薄暗くて思う様な画像が撮れないので
夜明けから約三時間で終了。
帰路の街道ではゲリラ豪雨に遭遇したが
半日早く襲来して欲しかった。
大雨洪水警報とアマゴ釣りは相性抜群だからねぇ。