かいしゃでむだばなしいち

　６月　５日

　会社で昼休みの会話。

　アタイの会社、以前からですが、節電のため、お昼は事務室の
照明を消してます。
　んで、最近はパソコンも１時間程度使わないときには電源ＯＦＦです。
つうことで、昼休みにやることもなくって数人で無駄話することが
あるんだよね。

　アタイの会社、例年なら４月に重役幹部の人事異動があるんですが、
今年は大震災のため、原則停止になっています。
　んで、７月は中間管理職以下の異動なんですよね。アタイも現在の
職場に４年いますから、今年の７月は異動してもおかしくないんです。

　「たまおさん。課長から転勤の内示とか示唆とかあったんですか？」
　「なにも無いよ。７月に商工会議所が主催する検定の試験を受けるので、
『試験会場をどこにしたらいいでしょうか？』って、わざと課長に聞いたん
だけど、『自宅の近くにしておけば、ベターじゃないでしょうか』って
かわされてしまったよ。」

　「転勤の可能性が高いのなら、どこに転勤したいんですか？　震災の
復興応援に行かされるよ」
　「そうだなぁ。転勤の可能性は３０％ぐらいだと思うよ。人事も停まって
いるし、前任の課長の送別会のとき、『たまおさん。あと数年はここで
ガンバッテください』って別れ際に言われたしね。もし転勤するなら
仙台あたりにしとくかなぁ。」

　「とりあえず　たまおさんの送別会準備をしなきゃ。ラーメン屋で
いいですか？」
　「ラーメン屋ねぇ。あそこは美味いけれど、まさかラーメン食べ放題
２０００円です。なんて言うんじゃないだろうね？」
　「違いますよ。３０００円ですよ。」(笑)

　てなことで、バカ笑いしていたら、隣の担当課長がやってきました。
　「楽しそうだね。幹部会議かい？」
　「そうです。たまおさんの送別会について打ち合わせしてたんですよ。」
　「え、たまおさんは転勤するの？」
　「またそんな、課長は人事について聞いているんでしょ。たまおさんは
転勤するんですか？」
　「そりゃ知ってるよ、でも言わない。」
　
　「たまおさんが７月に試験を受けるんですが、全国どこの会場で受験
すればいいだろうか。なんて話していたんですよ。」
　「無難なとこは東京でしょ。ま、この中に異動する人がいるのは確か
だけどね。」
　イミシンなことを言う課長ですよ。

　この意味深長なことを言う課長との話、明日の記事につづく。