たまおのページ

遊びと旅のページ。
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くぅがつとこや

2020年09月20日 | Weblog
 9月 20日

 いつもの床屋でした。

 店に入ると、いつものように床屋のおねぇさんはTV観賞(録画してある
バラエティ番組を観ている)。
 「いつもながらに忙しそうだねぇ」
 「そうよぉ。録画した本数が多いから観るのがタイヘン」(笑)

 「他に客はいないし。アイスコーヒーね。ブラックでいいんでしょ?」
 「ん、ブラックで」
 アイスコーヒーを飲みながらの会話。

 「たまおちゃんがカセットテープをダビングショップに持って行って
くれて、CDにダビングしてきてくれたでしょ。あれを毎日みたいに聴いて
るのよ」
 「昔を懐かしむようになったら、それは歳だよ。トシ」
 「いいのよ歳で。思い出すのよね。あの頃のことを」

 何度かカキコしていますが、おねぇさんはスナックのコンパニオンをして
いました。その時にスナックで歌ったときのカセットテープをCDにダビン
グしたんです。

 「とってもいいのよ歌が。こんど、たまおちゃんにも聴いてもらおうかな」
 「パス。アタイは遠慮しまぁす」
 「冷たいわね。普通の人はお義理でも『わー。僕も聴きたい』って言う
わよ」
 「アタイは正直だから」(笑)

 アイスコーヒーを飲み終わったので頭を刈ってもらいました。
 「このシャンプー、スーッとするね」
 「夏専用にしているクールシャンプーよ」

 そのとき人が入ってきました。(アタイには見えない)
 「あら、いらっしゃい」
 「まだマスクある?」
 「そこにあるでしょ。あれから追加してもらったわよ」
 「すごく付け心地がいいのよね」
 「でしょう。素人が作ったものとは違うわよ」

 声からすると中年以上の女性(オバサン)。
 「これ貰うわね。ハイ800円」
 「ありがとうね。助かる」

 「床屋じゃ儲からないから、マスクを売るようになったんだ」
 「そうなのよ。床屋だけじゃ食べていけないから」
 「やっぱりねぇ」(笑)
 「ウソよ。置いてあるけど、私はマージンを取ってないわよ」
 「でも手作りマスクなんでしょ?」

 「繊維問屋に勤めていた人が、コロナの影響で会社が倒産して、その店に
あった布をもらってきたて、その布で作ったマスクを私にくれたの」
 「コロナの影響はアチコチだけど、布地も売れなくなるんだねぇ」
 「それで、そのマスクの出来がすごくいいのよ。顔にピッタリだし、蒸れ
ないし。だから『マスクをもっと作ってウチの店に置いておきなよ』って、
言ったら、数日後に何枚か作って持ってきたんだけど、すぐに売り切れたの」
 
 散髪が終ってからマスクを見てみたんだけど、たしかに良い作りでしたね。
縫製もしっかりしてるし、形状もいいし、柄もGOOD。
 「たまおちゃんもマスクどうよ?」
 「マスクは着けないなぁ。洗うの面倒だし」
 「だれか欲しいという人がいたらよろしくね」
 
 ということでした。(^_^)/
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