10月 11日
羽村取水堰。その2
昨日からのつづき。ハリガネムシで遊んだところから。
ハリガネムシを逃がしてやって、やっと説明員の話に耳を傾けました。
「よく見ないと分かりませんが、コッチの柱は栗ですが、ソッチの柱は杉で
す。また天井の梁は松です。
「適材適所ですね」(笑)
囲炉裏には火が燃えていて、鉄瓶が掛けてありました。
「昔は囲炉裏ですから、煙というか煤が家の中に流れていくと、いい感じに
黒くなっていくし、家も長持ちします」

燃やしていたのは木の枝でしたね
まだ雨が降っていましたが、だいぶ小雨になってきたので、羽村の博物館
から多摩川の土手をしばらく歩いて、橋を渡って対岸にある取水堰へ向かい
ました。
橋を渡っているとき川の中州みたいなところに黒い点々が。なんだろ?
鵜でした。ザっと数えたら100羽ぐらいもいましたよ。

写真の真ん中ぐらいに黒い点が
誰かが手を叩いたら、バァーッと
飛んでいきました
川を渡ったところに小さな公園のような場所があり、そこにはこの人たちの
銅像がありました。

玉川兄弟です
ここから少し歩くと行き止まり。そこが羽村取水堰。


この写真の右側から取水して
玉川上水になる
それなりにたくさんの水が上水に流れ込んでいました。玉川上水は100mで
21cmの高低差。これを江戸時代の技術で測量して造った(開削)んですから、
難工事だったと思いますね。
というところで明日へつづく。(^^)/