1月 13日
ボラ初め。その1
今年初の林業ボランティアでした。
控室に集合しているときの会話。
「こないだ久しぶりに電車に乗って、荷物があったから棚に置いたんだけど
居眠りしていたらいつのまにか目的の駅に着いたから、慌てて降りたら荷物を
忘れたんだ」
「あるある。そういうことってありますよ。ボクも以前に同じようなことを
やってしまいましたよ。置き忘れたのは各駅停車、次が急行だったからそれに
乗って先回りして待っていたら、各駅がやってきて、ちゃんと棚にボクの
カバンがありましたよ」
「なるほど、そういう手もあるよね」
「それで忘れ物は終点に保管してるんじゃないんだよな。どこか大きな駅に
保管してる」
「そうそう。遺失物センターみたいなところがあって、そこに取りに行く」
「アタイの知り合いは山手線で忘れ物をして、忘れ物をした電車が一周して
くるのをそのまま待っていたら、忘れたスーツケースがチャンとあった」
「さすがは日本だな。山手線って、1周すると1時間ぐらいだよ。それでも
荷物がある」
「1時間も待っているより、逆回りで半分ぐらいまで行って、そこで待って
いたほうが早いよ」
「でも次の電車が追いかけても山手線だと追いつかないから、待っていた
ほうがいいと思う」(笑)
朝のミーティングをおえて現場へ。
指導員から「雨で足元が滑りやすくなっています。気を付けてください」と
注意がありました。
「滑ってもケガ(毛)が無い人もいまぁす」と、さゆりさん。
「そういうのってハラスメントじゃないの?」と、コンさん。
「イケさぁん。さゆりさんがなんか言ってますよぉ」と、アタイ。
「一般論よ。怪我が無いほうがいいじゃないですか。だいたい痴漢をして
留置所に入れられていたコンさんに言われたくないわぁ」
「えっ、コンさん。そんなことしてたんですか」と、ビックリする事務局の
スワさん。
「冤罪だったから釈放されたんですよ」と、コンさん。
「ホントはやっていたのよね。証拠不十分で釈放されたんだから」と、さゆ
りさん。
「コンさん。ホントのことを言ったほうがいいよ」と、アタイ。
この日、枝落とし(杉の木に登って枝を切る)が初めての若者(20歳代)が
いました。 その人には指導員がマンツーマンで指導。
登降機(木に登るために足に付ける器具)の装着と登るときのやり方などの
注意や安全帯の付け方、ノコギリの使い方と枝の切り方などなど。ずぅ~と
親切丁寧に指導してましたよ。
登降機は木に上がるときと下りるときでは手順が違います。慣れていても
間違えてしまったりする。それに、右足用と左足用では操作方法も違う。
アタイなんか登降機を装着するだけで木に登る前に汗だくになってしまう
もの。(冬に汗をかくと汗が冷えてしまい体から体温が奪われるので、なる
べく汗をかかないようにするのがいい)
生の枝を切るとノコギリに脂(やに)が付くので、事務局の人が持っている
お湯をかけて脂を洗い流す。杉とか檜、脂がいっぱい出る木と、そうでもない
木がある。
昼休み。風がなくて陽が当たる場所に座り昼食。アタイは携帯ポットにお湯
を持って行ったので、そこにインスタントコーヒーを入れて飲む。冬は温かい
飲み物が体に沁みる。
午後も同じ作業。木登りが初めての若者は作業終了まで指導員がつきっきり
でした。
作業を終えて駐車場に集合。さゆりさんが「あら、前回参加のときと髪型が
違うわね。短くしたの?」
「はい、あのときは下草刈りでしたが、髪は長かったです。今は五分刈りに
しました」
「指導員に教えてもらったことができなくて、反省のために髪を短くしたん
だよ」と、アタイ。(笑)
アタイは檜を3本だけ枝落としできました。(^^)/