日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

ひとり生むと305万円

2006年09月08日 | インポート
皇位継承者順位第3位の男子の誕生を、昨日の新聞やテレビは大きく取り上げていた。

その新聞記事の片隅に、以下のような記事があった。

「皇室経済法に基づき、お子様の生計費(皇族費)として、国から秋篠宮さまの10分の1に当る年間305万円が支給される。」

以上、毎日新聞の記事より抜粋。

この記事から読み取れる事は、秋篠宮さまは国から毎年3,050万円の皇族費を支給されていて、今回誕生された男子には、今後毎年305万円の皇族費が国から支給されるという事になる。

一年間働いても、年収が305万円にも満たない私から見れば本当に羨ましい。

私のような庶民の感覚からすれば、親の年収が3,050万円もあれば超高給取りで、その収入だけでも充分に子どもの養育費は賄えるように思う。

養育費が大変だから子どもの数を制限するという事なども考えなくて良いような年収額だと思う。

一般国民に対しても、ひとり生むと305万円の養育費が国から支給されるのであれば(その金額だけでも我が家は生活できる)、少子高齢化社会など訪れるはずも無いと思うが、その前に国家が破綻してしまう。

国民から集めた税金が、庶民感覚とは程遠い感覚で使われている別世界が現存している。


豊田かずき