今関わっている仕事の関係でイノシシの能力を認識する事が出来た。
荒廃した竹林の整備の仕事に関わらせてもらっているが、先日、2ヶ月ほど前に竹林整備が完了した区域を回ってみたが、あちこちに地面を掘りくりかえした跡があった。
そしてその堀りくりかえされた穴の中のいくつかには、10cmから15cm程度のタケノコの皮が1枚づつ残されていた。
明らかに、土の中に埋まっていたタケノコの新芽をイノシシが掘りくりかえして食べた痕跡である。
無料で出来る竹林整備のフィールドとして、あなた方の荒廃竹林を提供して頂けませんかという話を持ちかけると、そのうちの何人かは「自分がタケノコを掘る前にイノシシが全部掘って食べてしまうから、竹林を整備してもあまり意味がない」という返答がある。
そのように言われていた事を納得させられるような光景を見せられた。
イノシシの嗅覚はかなりの物で、人間のそれとは比較にならないほどすごいのだそうだが、まさにその事を実感できる現場を見せ付けられた。
厳しい自然界で生き抜くために備わっている能力のひとつではあろうが、果たしてイノシシは嗅覚だけで地面の中に埋まっているタケノコの新芽を見つけ出しているのだろうかという疑問を感じた。
もしかしたらエックス線のような、土を透過して認識できる能力がイノシシには備わっているのではないだろうかと思ってしまった。
誰かそのような仮定に基づいての研究をしている人はいないのだろうか。
いずれにしても、イノシシには土の中のミミズやタケノコの新芽などを見つけ出して食糧にしてしまう能力があることは分かっている。
日本中のあちこちで、民家の周辺までイノシシが進出してきて、農作物などを食い荒らす被害が続出している。
せっかく育てた農作物を、イノシシに食べられてしまっている農家の苦悩は相当な物ではあろうが、イノシシにしてみれば生存していくための生活そのものでもあろう。
渓流釣りの途中で、夫婦と思われる2頭のイノシシが、6匹の子イノシシ(ウリ坊)を引き連れて道路を横断している光景を目撃したことがある。
車で移動中の出来事だったが、その光景を見てイノシシも必死に生きているのだろうと思ってしまった。
農作物を食い荒らされる被害に遭っている人たちにとっては腹立たしい事ではあろうが、現況は自然界のバランスでそのようになっているのであろうから、私は別の発想で見るようにしている。
来るべき日本国の食糧危機に備え、国家を挙げて、繁殖能力の高い野生のイノシシを自然界の中で飼育しているのだと思えばよい。
今の我が国は輸入食材などに頼って、飽食の時代を謳歌しているが、ほんの60年前ぐらいの頃は食糧難の時代でもあった。
食糧自給率が40%以下という情けない、自称独立先進国家において、TPP交渉などに参加しようものなら、それによって利を得る某国家の意のままにあやつられ、更に日本国の食糧自給率は低くなり、生活の根幹である食の危機に陥ることは容易に想像できる。
日本の農業の国際競争力が云々と、日本の農業の実態を知らない馬鹿どもが言っている。
日本の国家の土地利用状況をきちんと把握していれば、広大な農地を保有し、飛行機をはじめとする大型の農業機械の導入などによって営農している効率化されたアメリカの農業などとは初めから競争にもならないことは容易に理解できるはずだ。
あれだけの食糧難の時代を経験し、その実体験を持つ年代の人も数多くいるはずなのに、のどもと過ぎればなんとやらで簡単に忘れてしまい、政治が国家の基本戦略として食糧自給率を向上させようとする努力を怠っている。
たとえコスト高になろうとも、国家が食糧の国内自給に対して手厚い保護をするような政策を展開しなければ、いつか来た道は繰り返される事になる。
その食の自国内による確保を軽視していれば、そのうちに表面上は友好的な近隣諸外国から足元を見透かされ、高価な食糧品を買わざるを得なくなり、庶民である私たちの生活は破綻する。
自動車などの工業製品の輸出と引き換えに、自国の農業をつぶしてしまうような選択は絶対にやめるべきだ。
生きていくことの基本は食べて命をつなぐことに帰結する。
いざとなれば、今は自然界で飼育していることにしている野生のイノシシを、捕獲して食べるという事も必要になってくるだろう。
そのときの捕獲方法の確立に備えて、イノシシの生態を今のうちに徹底的に研究しておく必要があろう。
今は害獣ではあろうが、そのような事態になれば大切なタンパク食糧源なのだから。
それにしても、民主党の党内でTPP交渉への参加に対して7~8割の国会議員が慎重であるべきだとの考え方であるそうなのに、野田首相は何を根拠にTPP交渉への参加を表明してしまったのだろうか。。
自信を持ってTPP交渉への不参加を表明すれば良かったのに、引き返すことの出来ない国難への第一歩を踏み入れてしまった愚かな首相として歴史に名を残すことになるだろう。
荒廃した竹林の整備の仕事に関わらせてもらっているが、先日、2ヶ月ほど前に竹林整備が完了した区域を回ってみたが、あちこちに地面を掘りくりかえした跡があった。
そしてその堀りくりかえされた穴の中のいくつかには、10cmから15cm程度のタケノコの皮が1枚づつ残されていた。
明らかに、土の中に埋まっていたタケノコの新芽をイノシシが掘りくりかえして食べた痕跡である。
無料で出来る竹林整備のフィールドとして、あなた方の荒廃竹林を提供して頂けませんかという話を持ちかけると、そのうちの何人かは「自分がタケノコを掘る前にイノシシが全部掘って食べてしまうから、竹林を整備してもあまり意味がない」という返答がある。
そのように言われていた事を納得させられるような光景を見せられた。
イノシシの嗅覚はかなりの物で、人間のそれとは比較にならないほどすごいのだそうだが、まさにその事を実感できる現場を見せ付けられた。
厳しい自然界で生き抜くために備わっている能力のひとつではあろうが、果たしてイノシシは嗅覚だけで地面の中に埋まっているタケノコの新芽を見つけ出しているのだろうかという疑問を感じた。
もしかしたらエックス線のような、土を透過して認識できる能力がイノシシには備わっているのではないだろうかと思ってしまった。
誰かそのような仮定に基づいての研究をしている人はいないのだろうか。
いずれにしても、イノシシには土の中のミミズやタケノコの新芽などを見つけ出して食糧にしてしまう能力があることは分かっている。
日本中のあちこちで、民家の周辺までイノシシが進出してきて、農作物などを食い荒らす被害が続出している。
せっかく育てた農作物を、イノシシに食べられてしまっている農家の苦悩は相当な物ではあろうが、イノシシにしてみれば生存していくための生活そのものでもあろう。
渓流釣りの途中で、夫婦と思われる2頭のイノシシが、6匹の子イノシシ(ウリ坊)を引き連れて道路を横断している光景を目撃したことがある。
車で移動中の出来事だったが、その光景を見てイノシシも必死に生きているのだろうと思ってしまった。
農作物を食い荒らされる被害に遭っている人たちにとっては腹立たしい事ではあろうが、現況は自然界のバランスでそのようになっているのであろうから、私は別の発想で見るようにしている。
来るべき日本国の食糧危機に備え、国家を挙げて、繁殖能力の高い野生のイノシシを自然界の中で飼育しているのだと思えばよい。
今の我が国は輸入食材などに頼って、飽食の時代を謳歌しているが、ほんの60年前ぐらいの頃は食糧難の時代でもあった。
食糧自給率が40%以下という情けない、自称独立先進国家において、TPP交渉などに参加しようものなら、それによって利を得る某国家の意のままにあやつられ、更に日本国の食糧自給率は低くなり、生活の根幹である食の危機に陥ることは容易に想像できる。
日本の農業の国際競争力が云々と、日本の農業の実態を知らない馬鹿どもが言っている。
日本の国家の土地利用状況をきちんと把握していれば、広大な農地を保有し、飛行機をはじめとする大型の農業機械の導入などによって営農している効率化されたアメリカの農業などとは初めから競争にもならないことは容易に理解できるはずだ。
あれだけの食糧難の時代を経験し、その実体験を持つ年代の人も数多くいるはずなのに、のどもと過ぎればなんとやらで簡単に忘れてしまい、政治が国家の基本戦略として食糧自給率を向上させようとする努力を怠っている。
たとえコスト高になろうとも、国家が食糧の国内自給に対して手厚い保護をするような政策を展開しなければ、いつか来た道は繰り返される事になる。
その食の自国内による確保を軽視していれば、そのうちに表面上は友好的な近隣諸外国から足元を見透かされ、高価な食糧品を買わざるを得なくなり、庶民である私たちの生活は破綻する。
自動車などの工業製品の輸出と引き換えに、自国の農業をつぶしてしまうような選択は絶対にやめるべきだ。
生きていくことの基本は食べて命をつなぐことに帰結する。
いざとなれば、今は自然界で飼育していることにしている野生のイノシシを、捕獲して食べるという事も必要になってくるだろう。
そのときの捕獲方法の確立に備えて、イノシシの生態を今のうちに徹底的に研究しておく必要があろう。
今は害獣ではあろうが、そのような事態になれば大切なタンパク食糧源なのだから。
それにしても、民主党の党内でTPP交渉への参加に対して7~8割の国会議員が慎重であるべきだとの考え方であるそうなのに、野田首相は何を根拠にTPP交渉への参加を表明してしまったのだろうか。。
自信を持ってTPP交渉への不参加を表明すれば良かったのに、引き返すことの出来ない国難への第一歩を踏み入れてしまった愚かな首相として歴史に名を残すことになるだろう。