日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

久し振りに見た段々畑の石垣

2011年12月14日 | インポート
先日、久し振りに我が家の段々畑が見える道路を通ってみた。

20数年間、雑草や雑木に覆われていた石垣が露出して、石垣として認識できるようになっていた。

少し前に島原振興局の職員の方が2人自宅を訪ねてこられ、私の所有している畑が道路建設のための測量範囲に入っているので測量をさせてもらいたいということと、境界確認のための立会いをしてもらいたいとの申し出をされていた。

すでに測量している区域を重複して測量することには賛同することはできないが、まだ測量をしていない区域を測量する分には反対する理由もないので承諾しておいた。

おそらく、委託を受けた測量会社が現地の状況を見て、測量をするにはあまりにも荒れすぎていて視通がきかないので、視通の障害となる繁茂している雑木や雑草を伐採してくれたのだろう。

ありがたいことだ。

おかげで、20数年ぶりに自分の所有している畑の現況を把握する事が出来た。

子どもの頃、親に連れられて行った事がある5枚の畑では、サツマイモ、ジャガイモ、大根、しょうがなどを作っていたし、らっきょうを作っていたこともある。

何枚目かの畑の石垣の付け根にはひわの木が生えていて、ひわちぎりに行ったこともある。

いまは石垣の一部が崩れ落ち、ひわの木もなくなっているが、作物を作ろうと思えば作ることも出来る状態にして頂いている。

伐採をしてくれた測量会社に感謝するのみである。

境界の確認立会いにも気持ちよく行ける。

この機会に畑仕事を手がけてみようかと思っている。