誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

カーネイション

2014-05-10 12:22:15 | 日記

カーネイション(ナデシコ科)一年草または二年草で、いくつかの原種が交雑された園芸品種群で、日本に渡来したのは17世紀の中頃、「和蘭石竹」と呼ばれた。英名「カーネイション」が一般化したのは20世紀に入って本格的に切り花になってから。現在では切り花が一年中出回り、鉢植えも5月の母の日を中心に店頭に並ぶ。茎に節があり、そこに対生する。花は花弁数70個の大輪から25個ほどの小輪まで。花色も赤、桃、白、黄、橙色など豊富。品種改良が進み、色も形も大きく華やかになった。母の日の花のイメージもあり、親しみをもって詠まれている。「花売女カーネイションを抱き歌ふ 山口青邨」「灯を寄せしカーネイションのピンクかな 中村汀女」「カーネイション夫より享けて子を生きず 畑中ゆり子」「カーネイション赤母の日の母大切に 鈴木栄子」「カーネイションのフリル少女期早く過ぎ 嶋田真紀」「カーネイション仏に供え結婚す 牧野春駒」。(過ぎし日と カーネイションは 白を挿す ケイスケ)