誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

カキツバタ

2014-05-11 07:00:22 | 日記

カキツバタ;杜若;かおはな;かおよ花(アヤメ科)花言葉は、幸福がくる。あやめの仲間では最も水を好み、浅い池などに植えられる。葉は幅の広い剣状で、幅2~3cm、長さ40~80cm、中肋はない。開花は5月、高さ50~60㎝の茎の先端に三花をつける。花は径一二センチ、外側の楕円形の花弁三個が大きく垂れ下がり、内側の花弁三個は小さく直立する。花色は濃紫色が基本だが白色や斑模様の入るものもある。「かきつばた」は「書き付け花」の転化したもので、古くはこの花の汁を布にすりつけて染色に用いられた。『万葉集』には「加古都幡多」で詠れている。普通、花の姿から飛ぶ燕を連想した「燕子花」、または「杜若」の文字を当てる。『伊勢物語』や『古今集』巻九にある、在原業平が三河国八橋(愛知県知立市八橋町)で、「かきつばた」の五文字を句の上にすえて詠んだ、「唐衣着つつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ」が有名。「天上も淋しからんや燕子花 鈴木六林男」「垣そとを川波ゆけり杜若 水原秋桜子」「降り出して明るくなりぬ杜若 山口青邨」「天然の風吹きゐたりかきつばた 細野綾子」「夕暮れは人美しく杜若 高木晴子」「声とほく水のもれる杜若 桂 信子」以上の他にも杜若を詠んだ句は非常に多い。(愛されし かおよ花ありて 水おおし ケイスケ)