ドイツアヤメ;ジャーマンアイリス(アヤメ科)花言葉は、虹の使者、素晴らしい使者。日本の花菖蒲や鳶尾草もアヤメ属だが、ヨーロッパ原産のアヤメ属を総称してアイリス、または「西洋あやめ」という。ジャマンアイリスも代表種の一つ。「オランダあやめ」は球根で、ドイツアヤメは、根茎で、葉も花も大きく、花色も多彩。緋赤を除いてあらゆる色があると言われる程花色豊か。花弁にはフリルが入って華やかである。切り花は一年中花店に並ぶが、球根の開花は5月。鳶尾草は中国名で、中央に鶏冠状の突起を鳶の尾に見立てたもの。アヤメ、杜若、花菖蒲などの中で「一早く咲く」ことに由来している。「すばらしい今日の出会いの目印を ドイツアヤメは とどめてくれる 鳥海昭子」「アイリスを見ゆる一眼にて愛す 日野草城」「アイリスや妻の悲しみ国問わず 楠本憲吉」「葉の中のアイリスの茎折れてをり 長谷川 櫂」「いちはつのぬてゐるなり紙のごと 吉岡禅寺洞」「一八の花のほとりに對を切る 三橋鷹女」。(アイリスは 飛び石囲み 池の内 ケイスケ)