川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

信濃川大河津分水 新潟あちこち

2010-12-19 07:48:13 | 出会いの旅
13日、昔から来たかった「分水」に寄ることができた。信濃川の洪水対策などのため、ここ大河津から寺泊まで9.1kmの分水路を掘った。本流側には洗堰(あらいせき)、分水側には可動堰が作られ、日々流水量を調節している。

 当日が月曜日で資料館はお休み、洗堰に付設されている魚道観察もできなかった。しかし、今にも降り出しそうな空模様の堰の上に立って上流を眺めるとその壮大さに圧倒される。この川がひとたび暴れた時の恐ろしさを想った。静かな水面に無数の水鳥が憩っていた。
 
 ●信濃川大河津資料館  
http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/ohkouzu/toha/toha-mokuji.htm


 越後平野は広い。ここがコシヒカリの産地であり日本一の穀倉地帯であることはだれでも知っている。しかし、この分水が完成するまで人々が悪水に苦しめられたことを僕は知らなかった。青山士(あきら)の仕事がここにもあった。

 季節の良い時にもう一度訪ねてみたい。 


 ●瀬波温泉大観荘http://www.taikanso.senaminoyu.co.jp/

 この旅館には14日に泊まった。県北の村上市瀬波温泉の海際。部屋からも温泉からも日本海がすぐ目の前に広がる。料理も言うことなしで一泊一万円。この日、同道した萩原の兄やんが驚いていた。

 ●イヨボヤ会館http://www.iwafune.ne.jp/~iyoboya/

 15日は朝から雪。三面(みおもて)川に近いイヨボヤ会館を見学。鮭(さけ)の孵化の様子を実際に見ることができて興味深い。

 地下の鮭観察自然館は 三面川の分流(種川)を遡上してくる鮭の群れを直接ガラス越しに観察できるようになっている。3Fの展望台から眺める三面川の雪景色は山水画を眺めているようだ。

 ●雪の三面川http://blog.u-ohtaki.com/?eid=1319224