川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

安曇野の旅を楽しみませんか

2011-04-17 11:37:37 | 出会いの旅

我が家の「一応庭」も連日の「猛暑」で一気に春爛漫になりました。きいちご、コリンゴが花盛りです。今朝はすっきりとよく晴れて、ぼくのベッドの目の前に張り出してきたコリンゴの花の向こうに青空が広がっています。

 それでも気分は今ひとつぱっとしません。先日の東京サイクリングの後遺症(花粉症)のせいもありますが、福島原発事故の得体の知れない影がこの国を覆っているせいかもしれません。

 このところ僕は旅行会社の営業担当のような気分です。5月14日(土)15日(日)と12回目になる「きいちご移動教室」で信州・安曇野を訪ねることになっているのですが、参加希望者が定員にほど遠いのです。一昨日の東京での営業と妻の友人たちの協力でやっと32人になったのですが、大型バスの定員45人まではまだまだです。

 先日、四国からの帰りに下見をかねて安曇野を訪ねました。白銀のアルプスの景観に圧倒されました。5月も中旬になる頃は安曇野も晩春、どういう姿をみせてくれるのでしょう?今回はあちこちに寄ることをせず、大王ワサビ園の近くにある宿を基地にしてゆっくりくつろぐ旅にしたいと思っています。

  ●宿舎「ごほーでん」http://www.0263826820.com/

 宿の近くの清流の畔に「早春賦」の歌碑もあります。このあたりを散歩するだけでも大自然に抱かれる喜びを満喫するはずです。

   ●「早春賦」http://www.youtube.com/watch?v=zrCSwQJimuk

 NHKの朝ドラ「おひさま」を見ている人には懐かしさが感じられるかもしれません。

 集客?で苦労するのは初めてです。東日本大震災による「自粛」や北信の地震、福島原発事故が影を落としているようです。「中国残留日本人孤児」の家庭では中国に退避する人が少なくありません。中国の家族から連日電話やメールで帰国をせかされて、妻が帰ってしまったという話を一昨日も聞きました。栄村などに被害をもたらした北信の地震を心配する人もいます。(安曇野は確かに同じ長野県ですが…)

 遠くに帰るところがある方はそれもいいのかもしれません。何せ、人類がそうは体験したことがない原発事故のただ中に私たちはいるのですから。とくに子どもたちを被曝させない配慮は当然です。

 企画する人間としては一人でも多くの人と喜びを共にしたいと考えます。こんな時だからこそ、大自然の恩恵に浴しながら人と人のつながりを確かめ合うのもいいものです。

 「きいちご多文化共生基金」の趣旨に同意してくれるならどなたでもけっこうです。皆さんの参加申し込みを待っています。詳しい案内は以下をご覧下さい。負担は一人5300円(大人)です。

 ●第12回きいちご移動教室http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/a3e37e58a329b7f83e99173d0f09431c