渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

今のキャンプのつまらなさ

2021年06月22日 | open


まあ、別段キャンパーは聖人君子でも何
でもないのだけどね。
現今のキャンプブームの影響でニワカが
増え、キャンプの基本を踏みにじる族が
急増している。
それは、キャンプとは「共同生活」「相互
協力」「相互扶助」の精神の涵養の場、
社会教育の一環として存在してきた人類史
の意義を全て無視する連中の大量発生が
それだ。

キャンプに自己閉塞的個人主義を持ち込み
たいのならば、単独で絶海の孤島や人里
離れた深山に行くべきであり、人が多く
集まるキャンプ場などには足を踏み入れる
べきではない。
ここほんの数年、ソロキャンプが流行り
だしてからニワカたちが閉塞的排他的個人
主義をキャンプ場に持ち込んで、てめえ
勝手な事を発想したりやったりしている。

ここで注意すべきは、キャンプ場における
「他人に迷惑をかけない」とは、個人主義
的なプチブル的自己中心概念を軸に物事を
考えてはならないという事だ。
たとえば、焚き火をする人たちがいる。
キャンプ場だから当然だ。
それを「煙いから迷惑」とか捉えるのは
お門違いなのだ。それはそう思うほうが
場違い。よそに行け、なのだ。
また、歌を口ずさんだり、楽器を奏でたり
するグループがいたとする。
キャンプなので当たり前なのだ。
それを許容する広い心さえ持たず、自閉的
に作った「垣根」を越えて来た侵略者とし
て捉えてそれらに嫌悪感を抱くとしたら、
それはそう捉えたほうがキャンパーとして
失格、キャンプ場になど来るべきではな
い。単独で人のいない所に行け。
また、オートキャンプ場では車で乗り入
れる。その車のドアの開け閉めの音がうる
さい、とかわけわからぬ事を言い出す族ま
で最近ではキャンプ人ぶっていたりする。
どうせニワカだが。
それらは、その者こそが人のいない場所に
行け、なのである。
まるで葬式のようにするのがキャンプ
ではない。

ソロキャンが増えてからか、何か大きな
勘違いをしている「自称キャンパー」が
非常に多くなった。
その一つに、テン場の周囲をサイトと称し
てまるで「自分の砦」かのように思ってい
るドカンチキャンパーが増えている現象が
ある。
キャンプ場はてめえの所有地ではない。
たまたま参加者全員でそこを借りて共同で
滞在しているだけだ。占有は法的にも社会
通念としても一切認められない。
それを現代的ドカンチ権利意識を動員して
「金払ったのだから俺のもの」とかの歪ん
だ精神だから自分のテントの周囲は絶対
不可侵の自己権利エリア、とか誤った意識
をキャンプ場に持ち込む。

自己サイトを他人が横切るのなどはキャン
プ場では当たり前なのだ。その人間が所有
する地面ではないのだから。
互いに気遣いながら、通行も互いに認め
合う。これがキャンプでは当たり前の事
なのだ。
テントの中に入ったりしなければ、テント
横を通行のために一声かけて通るなどは、
キャンプ場では当たり前、歴史的常識なの
である。
例えば上掲の画像。
このような密集キャンプ場では、目的地
まで他人のテントの横を通らざるを得な
い。譲り合い、互いに他者を思いやる心
がとても大切になってくる。

しかし、テン場をサイトと称して自己所
有地かと勘違いしているトンデモ人間は
どういう事をするか。
例えばこの図。
ここで、中央右手の木の場所が共同水場だ
ったとする。

そして、どこにサイト張ろうが勝手だろう
が?と、この赤ラインで他者の導線を遮る
ように後から来た一組がサイトなる物を
まるでバリケード阻止戦のように設置し
たとする。隙間だらけながら自己物を点在
させて設営して。
そして、この図の手前のキャンパーがその
赤線の隙間を通って木の位置の水場まで
行こうとしたら「おい!お前!ここを通る
な!」と赤線キャンパーが言ったとする。

さて、これはどうか。
これは明らかに赤線キャンパーがキャンプ
場のルール、マナーに違反しているのだ。
概略としては、個人主義的な観念を以って
人の迷惑になる行為を実行力を伴って行な
っているからだ。
勘違いしてはいけない。
サイトを通過した人がマナー違反なのでは
なく、このような自己エリアを展開して
そこを領土だと思い込んでいる人間がマ
ナー違反、ルール違反、非常識なのであ
る。
自由エリアだからと、好き勝手に「領土」
を設けてよいというものではない。
そして、実際に、全く同じこの例を私は
体験した。
理不尽な赤線バカがイキってオラオラ言っ
来た。広島のキャンプ場で。モヒカンの
海兵隊カットで真っ黒日焼けのスミ入れて
そうなあんちゃん彼女連れ。グランピング
のような巨大テントと大型車で広大な赤線
を占有。
こちらはどうしたかというと、「あ、すい
ませーん」とはっきりと言いながら何度も
赤線を通った。何度も。何度も大声で言い
ながら。

「ここは俺様の王国」的な勘違いをキャン
場に持ち込んで人に迷惑をかけるのは
やめなさい。みっともないから。
ホテル旅行気分ならば、キャンプ場では
なくグランピング場に行け。
焚き火、歌声、人の声。楽器の調べ、風に
乗って届く見知らぬ人たちのウィスパー
ボイス。
これらはキャンプ場ならあたりまえの存在
なのだ。
それを許容できない心狭い人間はキャンプ
場には来るべきではない。
キャンプ場ではなく、単独で自己所有の
絶海孤島か深山に行くべきで、人が寄り
添って共同生活を営むキャンプ場という
場所に行く資格はない。

しかし、ドカンチガイ野郎はやたらめっ
たら増えてるんだろうなあ。
だから、最近は水場で朝会っても挨拶し
ても返事もしないシカトの人間ばかりだ
し、水場を譲り合う事をせずに我先にと
使おうとするんだね。
数年前までは到底あり得ない状況が現在
発生している。
なんだ?これ?とは思っていたが。
まあ、端的に言えばクソ野郎がやたら増え
ている。
すべて、ニワカの「ブーム」というやつの
おかげだ。
裾野を広げるとね、それは低い事だから、
人的にも意識の低い連中が集まってしまう
のよ。
もう、これは仕方ない。
そして、その低い連中は、自分たちの考え
や振る舞いこそが正しい「権利」だ、とか
勘違いして言動を為すの。

今、キャンプ場、キャンプというジャンル
そのものが隆盛を極めているようで、実は
壊滅的な状況に突き進んでいる。
それは、ドカンチたちが「一部の者」では
なく、主流となって来るほど増えているか
らだ。
数が多い事は正義ではない。
増えたバカチンどもを保護する「民主主
義」などはクソくらえだ。そんな物は真の
民主主義ではない。
今のキャンプ場を見ていると、人間社会の
縮図がよく分かる。

夕方

2021年06月22日 | open


今どきって、8時近くまで明るいんだよ
な。しろしまけんは。
東京ははええとこ日が暮れる。
そんでも東京は朝がはええ。

あしたも晴れそうだ。


東京湾釣行

2021年06月22日 | open


東京のわが血族が東京湾にハタボーだ
じょーを釣りに行ったらしい。
幼馴染のこやつもよく海に出る。
大抵は東京湾。東京湾はでけえので、か
なりの釣り場がある。映画での釣りバカ
はまちゃんのホームが東京湾だったよね。




うまそうだな、おひ!


ブリの呼び方(各地で異なる)

2021年06月22日 | open



先日釣れたのは、関東だとワラサだが、
瀬戸内海はハマチと呼ぶようだ。関西で
はメジロサイズだったが、瀬戸内海広島
エリアではハマチ呼称のようだ。
東京は不思議なもので、握られたらハマチ
と呼ぶ。イナダやワラサとは呼ばない。

ブリは美味い。
しかし、握りの場合、私はハマチよりカン
パチのほうが好きだ。似てるが味も食感
も違う。
これは好みの問題。
魚だけではないが、食べ物のうち、釣魚
に関しては、絶対に社会人として守らな
ければならない律がある。
「〜のほうがウマい」というのは絶対に
口にしてはならないのだ。「〜が好きだ」
「〜はウマい」というのとはまるで異
なるからだ。
人様の感想を否定して「〜のほうがウマ
い」と言うのは、それは自分の価値感を
人様に押し付ける事以外の何物でもない
からだ。
第一、比較論での個人見解に世の中の普
遍性があるかのように言う傲慢は人社会
では非常に人的質性としては宜しくない。
誰でも実社会では無思慮な発言が無いよ
うに気をつけないとならない。
「〜はウマい」と言うのと「〜のほうが
ウマい」と言うのはまるで異なるのであ
る。これの識別、かなり大切。
まして、Aさんが「〜はウマい」と言った
事に対して「いや、〜のほうがウマい」と
言うとしたら、喧嘩売ってるのか?という
事になる。価値観の押し付けでしかない
し、比較論的見解などを話題にはしていな
いのだから的も外している。中身は、相手
の言をただ否定して関係ない自分の価値観
を動員して押し付ける事になる。
世の中、ハマチが好きでウマいと思う
もいれば、マグロがおいしいと思う人も
いる。それを「いや、ハマチよりマグ
のほうがウマいのだ」と相手の感想を否定
て、比較論の話題でもないのに自己の
好みを対置させて相手の好みを否定する
ことなどは絶対にしてはならない。
これは日本全国どこの土地でもだ。そう
いう事が大衆的癖である土地であっても、
それを為すのは日本人の全国区的規範で
は横柄だ。仕事関係では特に注意を要す
る。
特に車種や魚種やプロ野球やスポーツ選手
に関する事では、この傲慢な押し付けは
絶対に人に対してしてはならない。絶対だ。
好みの表明は勝手だ。
その好みに対して、いや自分はこちらが
好き、と言うのは好みの問題だからなんら
支障はない。
だが、いや、そっちよりもこっちのほう
が優れている、美味い、上手い等々を、
表明された好みに対置させて言うのは、
頓珍漢であるのと同時に傲慢な押し付け
であり、それはとりもなおさず、慮外で
あるのだ。つまり極限の無礼、という事。
人は、突然、自分が意識していなくとも、
無礼な言質を為す危険性もあるので、人間
社会では充分に注意が必要だ。
これ、実社会ではかなり大切。めちゃく
ちゃ大切。

ちなみに江戸前握りで私が一番好きなの
はコハダだ。
これは好みである。
それに対して「いや、サバのほうがウマ
いよ」というトンチキはなんぴとたりと
かましてはならない。てめえの好みが
味の基準なのか?おまいは人類の味覚の
アンパイアなのか?という事になるか
だ。
微妙な言質の違いで中身はまるで変わる
が、えてしてふとした無意識の言質はその
人間の本質を露呈させる事が多いので、
実社会では殊更に己に刃を向けて自問し、
身を律する事が肝要だ。会社や団体仕事
などの組織では特にそう。個人経営だと、
てめえ勝手で横柄な人格形成をしやすく
なり、社会的良識から外れるケースも日本
の実社会では多いので、尚更要注意だ。
社会性が希薄になると、人間社会では
「害悪」を為す要素を内含する現実が
あるからだ。
閑居せずとも不善を為す、というやつ。
だが、そうした体質に陥り易い環境、地域
にあってもそのダークサイドに人品が陥ら
ないように選択する事もできる。
それは、一重に「自覚」しかない。

もう何年も握り寿司を食べてない。
つまり、江戸前鮨を食べてない。
ここ何年も鮨は食べたことがなく、ネタ
載せシャリ固めしか食べてない。
湘南江ノ島のカマスも久しぶりに食いた
い。
あれも好みが分かれるだろうが、私は好
きだ。サッパリ系。
ただ、カマスは足が早いよね。
現地でないと、なかなか刺身では食えな
い。なので干物にする事が多い。
また、あの干物に日本酒が合うのよ。
藤沢のおっちゃんたちは好きだよ、あれ。

キャンプで一番最初に買うナイフ

2021年06月22日 | open


これからキャンプをやってみたい、山川
でアウトドアを楽しみたいという人で、
ナイフ選択に悩んだら、オルファのサンガ
一択。これさえあれば間違いないいう、
カッターメーカーがテストを重ねて作った
アウトドア専門のナイフだ。
頗る出来が良い。
これ一本あれば、十二分にすべての野外
シーンで活躍する。外れてない。
この日本製野外専門ナイフ、人気の北欧
ナイフを実用面で抜いている感がある。

この人の動画説明が良いかな。
他はウルトラど素人が語句も間違えなが
ら名人ぶっているような動画ばかりで、
内容が超薄っぺらな物が多い。
キャンプ道具!ナイフレビュー72本目
【OLFA WORKS SANGA&チキン南蛮】
部屋キャン♪キャンプ料理-
オルファーワークス サンガ OW-SG1-SB-

三原城と海

2021年06月22日 | open


天候がパッとしない。