実銃は1950年代に設計され、1960年代
に登場した。
このモデルガンは、1971年10月の銃刀
法改正により、日本では金属製の黒い
玩具銃が所有禁止になった以降にプラ
スティックで製造された模型銃だ。
発売は1975年だった。
製造発売元は、世界初のモデルガン
メーカーの日本のMGCだ。
海外ではモデルガンはレプリカガン
と呼ばれた。
実弾発射不能のため、ハリウッド映画
等でも日本のMGCの金属製モデルガン
が多く使われた。
実際のところ、MGCを支えたのは国内
需要よりも輸出による収益だった。
それが、国内のモデルガン需要の極端
な低下と、海外での実銃ベースの
ステージガンの発達により一気に
モデルガン総体の需要が低下して、
エアソフトガンの台頭もあり、80年代
を過ぎてからMGCは倒産した。
これはトヨタが無くなるに等しいこと
だったが、山一証券はじめ銀行が倒産
する程の時代だったので、特別なこと
ではなかったのかも知れない。
私はこのエジェクターロッドシュ
ラウドの無い旧タイプのモデルの
ほうが好きである。
いかにもコルトぽい。
ガードシュラウドがあると、なんだか
S&Wのようだからだ。
ガードがあるタイプ。S&Wコンバット
マグナムの2インチ版のようだ。
発火させたカートは洗浄してから
ピカールで磨く。
このタイプのMGCグリップが割れるのは
定番だ。1975年から44年経ったためでは
ない。購入後にすぐに割れた。靭性の
低いプラだったのだろう。SAAのグリップ
もよく割れた。これは内側からプラ板で
補強してある。
このMGCのコルトローマンが日本の
映画界とドラマ界に与えた影響と
功績は大きかった。
ドラマなどで使われる刑事の銃は
全部がMGCのこれを使った。
エジェクターロッドガードの無い
このタイプ。
今となっては、この1975年の個体も
貴重だが、MGC製のホルスターその
ものが貴重なような気がする(笑)。
このMGCローマン。
実は中高で流行った。
小学生の時は異様にSAAが流行った
が、それは私が仕掛けたブームだった。
だが、高校の時のローマンブームは
巣鴨に住むマーティンD-35弾きの
奴が流行らせた。
ローマン、という語が同級生たちと
話題に出たら、「あ、俺持ってるよ」
てな奴らがいつの間にか大勢いた。
そういう、静かなブームというのは
なかなか面白い。
あれと一緒だよ。
その昔に一般的だった「肥後守?
俺も持ってるよ。当然」みたいな
感じ(笑)。
まあ、めんこ、ビー玉、ベーゴマ
の類と同種ですね。
知らんけど。
メンチカツが大好きだ。
小学校2年の時、そろばん塾の帰りに
行きつけの肉屋さんでメンチを買い
食いした。定番。
買い食いの間食が親にばれると正座
させられるので内緒で友人たちと途中
の公園で談笑しながらパクついた。
でもって、絵画教室とピアノ教室の
帰りにもメンチね(笑)。
小学校3年の時、横浜の住宅街の中
の商店街にクラスの子の家の肉屋
さんがあった。
その通り向かいのまっ平コンクリート
の狭い場所でローラースケートで遊ぶ
のがいつからか流行った。
ローラーやりながら、ちょい休みには
向かいの友人宅の店でメンチ(笑)。
真冬のお肉屋さんメンチのうめえ
事(笑)。
高校の時、津軽三味線関係で街の肉屋
さんちと懇意になった。
その店でも、なにかにつけメンチカツ。
最近は街中の商店街に精肉店が少ない
ので寂しいものがある。
精肉店だけではない。鮮魚店、青果店
も無い。みんな今の時代はスーパーだ。
そら、街の商店街潰れますがな。
友人のバイク乗りの酒屋の息子が
言ってた。
酒類量販店は卸問屋より安い金額
で販売している。もう普通の酒屋
は到底やっていけない、と。
商店街が好きだ。
私鉄の駅前からずっとアーケード
や狭い通りが伸びているような、
そんな商店街が。
戸越銀座商店街や武蔵小山商店街
のような場所が好きだ。
そういう商店街の近くに家があれ
ばベストだ。幡ヶ谷とかさ。
大抵は、商店街そばの住宅街は
ごちゃってるけどね(笑)。
で、商店街には日本蕎麦屋が必ず
あってさ。
近所のご隠居さんたちは真昼間
からそこで集まって昼酒飲んでん
だよな(笑)
デイゲームの野球中継とか観てさ。
でも東京は大概は巨人ファンだっ
つーのがちと気に入らない。
必ず商店街近所にある銭湯に行くと、
ハゲおやじが強面で湯につかってる。
東京下町の銭湯なんてとんでもなく
熱いから水出そうととすると、
「水増しすんじゃねえ!」とか
見知らぬそのおやじが湯気出して
怒るしよ~。そうね、古今亭志ん生
のような感じのおっちゃん。
大抵どの銭湯にもいる。
あと、今はどうだか知らないが、
昔は刺青もんも全然銭湯OKだった
のでわんさか風呂屋にいた。
まだ外枠だけしか入れてないの
とかも(笑)
銭湯文化について一つ。
関東(特に東京)の銭湯は一番奥の
壁際に浴槽がある。
これは江戸時代からそうだ。
西日本では、浴室のど真ん中に
マタギのある小判型のプールが
あってそれが浴槽となっている。
この文化の違いはなんだべ?
それを学生時代に関西の奴から
聞いて知った時にはちとたまげた。
広島県に引っ越して来て、町の
銭湯(まだ市内に2軒あった)に
行ったら、やはり真ん中浴槽だった。
今、メンチはセブンイレブンのメンチ
が全コンビニの中ではトップでおい
しいと感じます。
特にブルドッグのソースがついて
来る店はベスト。
ブルドックソースは中国地区では
マイナーなのですが、東日本では
かなりメジャーで、少し酸味の
あるコクありソースなんす。うまし。
三原の地ソースの天狗ソースは
お好み焼きには最高に合うのだけ
ど、セブンのメンチには合わな
かった。
濃厚なソースよりも軽めのソース
のほうがセブンメンチには合うみたい。
もしかすっと、カゴメのウスター
とかバッチグー(死語)かも。
まあ、とにかくメンチ好きなんす。
とんかつよりも好きだもんなぁ。
しかし、とんかつは日本人が
よくぞ発明したと思える最高
和製洋食だと思うよ。考えた人、
天才。
とんかつ、うなぎ蒲焼、握り寿司。
これ和食三強かと。
天ぷら加えて四天王かな。
でも、和食で一番すげえのは椀物
だとおいらは思う。
あの深さ。実に奥が深い。
のように凹形には研ぎ減らない。
片側の短辺に向けて表面が真っ平のまま
斜めに傾斜して行く。私の癖なのだろう。
面摩りする。
え?という程に。
なんでもかんでもマイクロベベルを落とせ
ばよいというものではない。用途による。
そして、ほぼ全般に亘り、とめ刃は重要。
であり、何よりも刃もちが第一だ。
微細な違いさえも。
野球選手が無帽だとしたら体調不全で
不具合故障者がバタバタ出ると思うよ。
凄い人いるもんだね。