渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

日本酒もらう

2021年06月07日 | open


都内の康宏刀剣会員にして海の男、バイク
乗りの仲間から酒届く。
かたじけなし。
にしても、すげえ銘柄(笑
サムライ平壌てのもあるのかな(違

お仕事頑張ってくり。
おいらもホゲホゲながらも仕事をこなす
からさ。
お互いに健康には注意で、またね。



風景への憧憬

2021年06月07日 | open



ここに行ってみたい。



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あまり行ったことがないせいか、
なぜかしらバーチーに行くこと
に憧れる。
本州で唯一クマが住んでいない
県なんだよな。(東京都は奥の
山行きゃウハウハいる)
やはり、房総半島で東京湾と外海
の太平洋の両方楽しめるというの
がいいし、内陸部はなんともいえ
ない田舎の風景。
神奈川や埼玉より面白いんじゃね?
とか思ってる。
鉄道もマニアックなのが走って
いるしね。銚子電鉄の。
なかなかいいす。

千葉県は大きな県で、一周ぐるり
と周ると約500km。
首都圏の人たちは日帰りロンツー
にはちょうどいいかも。


コルト ローマン

2021年06月07日 | open



実銃は1950年代に設計され、1960年代
に登場した。
このモデルガンは、1971年10月の銃刀
法改正により、日本では金属製の黒い
玩具銃が所有禁止になった以降にプラ
スティックで製造された模型銃だ。
発売は1975年だった。
製造発売元は、世界初のモデルガン
メーカーの日本のMGCだ。
海外ではモデルガンはレプリカガン
と呼ばれた。
実弾発射不能のため、ハリウッド映画
等でも日本のMGCの金属製モデルガン
が多く使われた。
実際のところ、MGCを支えたのは国内
需要よりも輸出による収益だった。
それが、国内のモデルガン需要の極端
な低下と、海外での実銃ベースの
ステージガンの発達により一気に
モデルガン総体の需要が低下して、
エアソフトガンの台頭もあり、80年代
を過ぎてからMGCは倒産した。
これはトヨタが無くなるに等しいこと
だったが、山一証券はじめ銀行が倒産
する程の時代だったので、特別なこと
ではなかったのかも知れない。

私はこのエジェクターロッドシュ
ラウドの無い旧タイプのモデルの
ほうが好きである。
いかにもコルトぽい。
ガードシュラウドがあると、なんだか
S&Wのようだからだ。


ガードがあるタイプ。S&Wコンバット
マグナムの2インチ版のようだ。


発火させたカートは洗浄してから
ピカールで磨く。


このタイプのMGCグリップが割れるのは
定番だ。1975年から44年経ったためでは
ない。購入後にすぐに割れた。靭性の
低いプラだったのだろう。SAAのグリップ
もよく割れた。これは内側からプラ板で
補強してある。


このMGCのコルトローマンが日本の
映画界とドラマ界に与えた影響と
功績は大きかった。
ドラマなどで使われる刑事の銃は
全部がMGCのこれを使った。
エジェクターロッドガードの無い
このタイプ。


今となっては、この1975年の個体も
貴重だが、MGC製のホルスターその
ものが貴重なような気がする(笑)。


このMGCローマン。
実は中高で流行った。
小学生の時は異様にSAAが流行った
が、それは私が仕掛けたブームだった。
だが、高校の時のローマンブームは
巣鴨に住むマーティンD-35弾きの
奴が流行らせた。
ローマン、という語が同級生たちと
話題に出たら、「あ、俺持ってるよ」
てな奴らがいつの間にか大勢いた。
そういう、静かなブームというのは
なかなか面白い。
あれと一緒だよ。
その昔に一般的だった「肥後守?
俺も持ってるよ。当然」みたいな
感じ(笑)。
まあ、めんこ、ビー玉、ベーゴマ
の類と同種ですね。
知らんけど。


メンチカツ

2021年06月07日 | open



メンチカツが大好きだ。
小学校2年の時、そろばん塾の帰りに
行きつけの肉屋さんでメンチを買い
食いした。定番。
買い食いの間食が親にばれると正座
させられるので内緒で友人たちと途中
の公園で談笑しながらパクついた。
でもって、絵画教室とピアノ教室の
帰り
にもメンチね(笑)。
小学校3年の時、横浜の住宅街の中
の商店
街にクラスの子の家の肉屋
さんが
あった。
その通り向かいのまっ平コンクリート
の狭い場所でローラースケートで遊ぶ
のがいつからか流行った。
ローラーやりながら、ちょい休みには
向かいの友人宅の店で
メンチ(笑)。
真冬のお肉屋さんメンチのうめえ
事(笑)。
高校の時、津軽三味線関係で街の肉屋
さんちと懇意
になった。
その店でも、なにかにつけメンチカツ。

最近は街中の商店街に精肉店が少ない
ので寂しいものがある。

精肉店だけではない。鮮魚店、青果店
も無い。みんな今の時代はスーパーだ。

そら、街の商店街潰れますがな。
友人のバイク乗りの酒屋の息子が
言ってた。
酒類量販店は卸問屋より安い金額
で販売している。もう普通の酒屋
は到底やっていけない、と。

商店街が好きだ。
私鉄の駅前からずっとアーケード
や狭い通りが伸びているような、
そんな商店街が。
戸越銀座商店街や武蔵小山商店街
のような場所が好きだ。
そういう商店街の近くに家があれ
ばベストだ。幡ヶ谷とかさ。
大抵は、商店街そばの住宅街は
ごちゃってるけどね(笑)。
で、商店街には日本蕎麦屋が必ず
あってさ。
近所のご隠居さんたちは真昼間
からそこで集まって昼酒飲んでん
だよな(笑)
デイゲームの野球中継とか観てさ。
でも東京は大概は巨人ファンだっ
つーのがちと気に入らない。

必ず商店街近所にある銭湯に行くと、
ハゲおやじが強面で湯につかってる。
東京下町の銭湯なんてとんでもなく
熱いから水出そうととすると、
「水増しすんじゃねえ!」とか
見知らぬそのおやじが湯気出して
怒るしよ~。そうね、古今亭志ん生
のような感じのおっちゃん。
大抵どの銭湯にもいる。
あと、今はどうだか知らないが、
昔は刺青もんも全然銭湯OKだった
のでわんさか風呂屋にいた。
まだ外枠だけしか入れてないの
とかも(笑)

銭湯文化について一つ。
関東(特に東京)の銭湯は一番奥の
壁際に浴槽がある。
これは江戸時代からそうだ。
西日本では、浴室のど真ん中に
マタギのある小判型のプールが
あってそれが浴槽となっている。
この文化の違いはなんだべ?
それを学生時代に関西の奴から
聞いて知った時にはちとたまげた。
広島県に引っ越して来て、町の
銭湯(まだ市内に2軒あった)に
行ったら、やはり真ん中浴槽だった。

今、メンチはセブンイレブンのメンチ
が全コンビニの中ではトップでおい
しいと感じます。
特にブルドッグのソースがついて
来る店はベスト。
ブルドックソースは中国地区では
マイナーなのですが、東日本では
かなりメジャーで、少し酸味の
あるコクありソースなんす。うまし。
三原の地ソースの天狗ソースは
お好み焼きには最高に合うのだけ
ど、セブンのメンチには合わな
かった。
濃厚なソースよりも軽めのソース
のほうがセブンメンチには合うみたい。
もしかすっと、カゴメのウスター
とかバッチグー(死語)かも。

まあ、とにかくメンチ好きなんす。
とんかつよりも好きだもんなぁ。
しかし、とんかつは日本人が
よくぞ発明したと思える最高
和製洋食だと思うよ。考えた人、
天才。
とんかつ、うなぎ蒲焼、握り寿司。
これ和食三強かと。
天ぷら加えて四天王かな。

でも、和食で一番すげえのは椀物
だとおいらは思う。
あの深さ。実に奥が深い。


砥石

2021年06月07日 | open
 
私の研ぎの癖なのだろうが、私が使う平
石は真ん中がスケボージャンプ台
のよう
に凹形には研ぎ減らない。
片側の短辺に
向けて表面が真っ平のまま
斜めに傾斜して
行く。私の癖なのだろう。
なので、時々砥石の上下をひっくり返して
研ぐのだが、今度は高いほうが低くなる
ように削れて行く。シーソーみたい(笑
表面はほぼ真っ平ら。
それでも、要所要所で攻めた所はへこむ
ので、曲尺で測りながら、直線器具との
隙間が水も漏らさぬ程に表面を平らに
摩りする。
平砥石は常にビタリと平面を出しておく。
日本刀研磨の下研ぎ中以上の砥石のよう
にカマボコ形ではない。
 
平砥石での蛤断面は、研ぎ面が一直線の
細い素麺を並べたような研ぎ目になるよ
うに研いで行く。これはカマボコ砥石で
なくとも平砥石でもできる。ただ、砥石
を利かせる効率は悪い。カマボコのほう
が正確に効率よく研げる。
 
蛤断面の刃物であっても、私は極小マイ
クロベベルを付ける。
ベタ研ぎで刃物を仕上げる事は基本的に
ない。(刃物によりあるにはある)
ナイフの場合には、野外で使用するため、
超極小マイクロベベルを全てに付けてい
る。
止め刃があるとないとでは、刃もちに雲泥
の差が出るからだ。
私の言うマイクロベベルとは、市販ナイフ
の小刃の事ではない。
私個人が成す特殊な研ぎと刃付けにおける
刃道の先端のエッヂの刃先の状態の事だ。
刃もちよく、かつとんでもなく切れる。
え?という程に。
これは、私自身が感じる以上に、使った
人が評価している。
なんでもかんでもマイクロベベルを落とせ
ばよいというものではない。用途による。
そして、ほぼ全般に亘り、とめ刃は重要。
 
ただ、野外刃物では家庭用刃物とは違い、
私が普段目指している極めて繊細な「切り
味」というよりももっと優先させている
事項がある。
それは大雑把なあたりでの「良い切れ味」
であり、
何よりも刃もちが第一だ。
理由は簡単。
外では研ぎ場で集中して研ぐような研ぎ
まず不能だからだ。
外では「タッチアップ」程度しかできな
い。
しかし、それで乗り越えないとならない
のがアウトドアだ。
装備に余裕のあるキャンプなどでは、料理
には料理包丁を使ったほうがいい。野菜
一つ切っても、鈍ったナイフで切るのと
は野菜の味がまるで異なる。
食べ物はどこでも食べ物なので、家だろう
が野外だろうが、味は感知できる。
微細な
違いさえも。
野外でも、出来る事ならば、料理には包丁
使用がおすすめ。特化された刃物だから
だ。
 
アウトドアナイフの面白さは、汎用性が
高い事だが、薪を割ったナイフで料理と
いうのはあまり良い事ではない。
まだ、ビクトリノックスでもオピネルで
もいいから、作業ナイフとは別なナイフ
を使って野外料理したほうが衛生面から
も適切だ。
なお、生肉を切ったナイフで野菜は絶対
切ってはならない。
まな板もそう。
生肉をさばいたまな板は肉切り以外には
使わないか、よくまな板を洗浄してから
別な食材のカットに使う。
 
野外活動での最大の危険な敵は自然その
ものだが、人間の不注意による衛生管理
の不徹底が取り返しのつかない事になる
ケースがある。
私もそれを実見した事がある。
なお、野外では、どんな時でも、帽子は
着用すべきだ。夏も冬も。
野球選手が無帽だとしたら体調不全で
不具合故障者がバタバタ出ると思うよ。

気をつけよう

2021年06月07日 | open


あぶねー!
なんの拍子か、研いでる時に包丁が軽く
爪にあたった。
見たらさっくりと爪の表面が削がれてた。
気をつけないと、指スッパリだすわ。
めったにないが、めったにない事だから、
尚更気をつけないと危ない。
集中していても、ふっと顔を上げた瞬間
とかが危ない。
最後まで残心で警戒する事大切。
刃物の取り扱いは最大限に注意しないと
ならない。
納めて離れるまで気を抜くな、ですね。


コロネ

2021年06月07日 | open


コロネです。別名コルネ。
コロナじゃないんで、そこんとこヨロシク。

マニアックな映画鑑賞 『荒野の決闘』

2021年06月07日 | open
荒野の決闘 (My Darling Clementine 1946) 
モニュメントバレー映画撮影地
(Monument Valley movie taking location)
その2 Ver2





凄い人いるもんだね。
大西部の撮影現場を訪ねて検証している。
でも、こういう映画の観方は好きだ。

ラストシーン。

この清廉な握手のシーンでお別れとした
のが本来の作品。
でも、頬にキスしてサヨナラ板がある。
監督とスポンサーの意向の確執が存在し
た名作の逸話。

映画製作では、監督よりも権力がある者
がいる。
それが「製作者」だ。
角川映画ならば角川春樹がそうであった
ように。話し合いや折衝などは無い。ドン
が決める。監督だろうが、言うこときかな
い監督は降ろされる。
それが映画の裏世界。

この映画、多くの人が指摘しない点に作品
の題名がある。

出演者掲示の映像でこの作品の特徴が看守
できる。
それは、本作での表記は人名には i という
小文字を使うのである。名前以外にも。
だが、人の名でも使っていたりいなかっ
たりもする。
そして、本作品の題名表記は、正しくは
MY DARLiNG CLEMENTINE
なのである。

映画作品とは、その映像で出てくる題名が
真の題名と思う。
しかし、これが墨守されることは存外少
ない。
邦画『彼のオートバイ.彼女の島』は原作
とも異なる「.(ドット)」が中に入るのが
映画映像の題名だが、ポスターやパンフ
DVDに至るまで改変されている。
映画の原本は「彼のオートバイ、彼女の
島」でも「彼のオートバイ 彼女の島」で
もないのにである。

これはあまりにも無頓着過ぎないか。
作品の題名を改変するとは。
『吾輩は猫である』は、「吾輩は、猫で
ある」でも「吾輩は 猫である」でも、
「わがはいはネコである」でもないのだ。
そうした厳密さを蔑ろにする事を文芸作
品、映像作品でやらかしてはならないと
思う。
「細かいことはどうでもいいじゃん」なん
てのは、こと原本物があるという存在に
対しては絶対によくない感覚だ。
そんな感覚でいたら、『吾輩は猫である』
についても『吾輩は猫だきゃあ』でも良い
とかいう事になる。
しかし、原本を改変するというのは、その
だぎゃーみたいな事を為している、それの
要件を構成しているのだ。宜しくない。

ただし、公序良俗に反する原稿を編集校正
担当に正されたからと逆ギレして出版社や
編集者に悪態ついて暴れるのは論外。
そういう輩は文壇のみならず、社会から
消えるべきである。
しかし、有害者として放逐されたら逆恨み
いつまでもネチネチと裏ネットで罵詈
雑言の権化ぶりを示すしか能がないみじめ
な老後を送るしかなくなる例もある。
いわゆる、サイコパスの犯罪者。
犯罪者を求める社会というのは、人の世に
は無い。人の社会から消えるべき。
カラフトかツンドラ地帯あたりに移住して
はどうだろう。
モニュメントバレーの荒野はダメよ。
あそこは、ナバホの管理地だから。
自分に向いてる人様がいないとこに行か
ないと。

今夜も西部劇 映画『荒野の決闘』(1946)

2021年06月07日 | open
荒野の決闘 いとしのクレメンタイン 
My Darling Clementine

私は「洋画」の中で一番好きな作品が
『マイダーリンクレメンタイン』だ。
邦題ではなぜか「荒野の決闘」と、この
映画のテーマの意味を分からなくしてし
まうような題名がつけられた。
しかも、名曲の主題歌は、日本ではなん
だか意味不明の山男の歌にされてしまっ
た。

この『マイダーリンクレメンタイン』は、
俳優陣の演技力がとてつもない。
全てはジォン・フォード監督の手腕だが、
とにかく俳優が素晴らしい。

クレメンタイン役のキャシー・ダウンズが
すっげ可愛いの。
普段のアメリカン・キャンペーンガールの
ような感じではなく、控え目ながら気高く
そして気丈で清楚なナース役を見事にこな
していた。
初めてこのクレメンタインを観た時から
惚れた!
キャシーというよりクレメンタインに。

なにこれ?
ぶり可愛い。離れ目だけど(笑
でも、欧米人の女性は、ほぼ離れ目。