渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

新種目「ビリッカー」

2022年02月14日 | open


こりゃゲームとしては面白そう。


自宅に撞球室

2022年02月14日 | open



こんな家に住みたいなぁとは思う。
なぜなら、玉撞き場まで1分以内
で行けるから(笑
でも、自宅に撞球室を持っている
人何人かから直に聞いた話による
と、自宅にテーブルを入れる前ま
ではワクワクだったのだけど、
いざ玉台を設置すると、様子が
違って来るらしい。
誰もが「玉撞かなくなる」と言う。
理由を聴いて納得した。
玉台が欲しかったのではなく、
お店に行く事が楽しかったんだっ
てさ。皆一様に言う。
なんだか分かる気もする。

それでも、あると無いとでは大違
い。
自宅に玉台あったら、そりゃ便利
だろうと思う。
疑問に思った事やキューをいじっ
たら即テストできるし。


9フィート台設置に必要なのは最低
で18畳。
座る空間を考えたら、相当な広い
空間がないとテーブルは置けない。


つまり、豪邸でないと無理な訳。




こんな部屋は渋いけどね。
床は石ではなくフローリングマット
だろう。でないと落ちたらボールが
傷む。


こんなのはコンパクトでオサレすね。


ビリヤードにはあまりよくないの
だが、大きな窓があると開放的だ。


これなんて、まるでどこかの施設
のような邸宅だ。
ガラスブロックが時代を感じさせ
る。鉄人28号の頃の正太郎くんの
家のような大邸宅ね(笑


これなどはかなりハイセンスに
思える。
いいねー、この部屋は。
向こうにはビルトインガレージ
もある。

マンション(英語ではアパートメン
ト)でも、億ションあたりでは、
玉台を置いている人たちも結構
いるようだ。


それでも玉台設置は戸建ての豪邸
が多い。


しかし、やはり、プールホールと
いう店に行きたいてのが強くある。


いやあ、雰囲気最高!
車を店の前に路駐してさ(笑




なんとなく、裏玉やってそうな
雰囲気の店。


この超老舗などは最高だ。


日本ならば、神田の淡路亭さんが
モロに時代的な雰囲気を残して
いる。


アメリカンテイストはイコール
日本の大正時代のテイストだ。


淡路亭のある街の景色。
大江戸ど真ん中である。


そういう「街の店」に行くのが
楽しいのさ。
自宅で玉撞きというのは、それは
それで別要素の楽しみとなる。
名うての玉屋の華台で撞く事。
それが楽しい。
場末の名も知れない玉屋の片隅で
撞く事。それが楽しい。
ほら、家飲みはそれはそれでアリ
だけど、自宅バーカウンターで
飲んでもひとっつも楽しくないよ。
やっぱ、街のバーに行って飲むの
が百倍楽しい。
ビリ玉もそれなんじゃないかなぁ。

バレンタインデー

2022年02月14日 | open


かみさんから義理チョコもろた(笑
おー!駿河台のゲバ大チョコ。
これ好きやねん。
サンキュー。



ピン倒し

2022年02月14日 | open


昔、30数年前、スリークッション
台でピン倒しという賭け玉をごく
ごく知己の仲間内のみでよくやら
れていた。
これはポケット台でのゴックやゴナ
クの賭け玉でもヘッドピン起きで
やったりもした。
ピンを倒すと倍得点となる。
キャロムでは3ピンを離して立て、
ポッケでは1ピン立てが多かった。
キャロムでは的球に当てて得点し
ながら手玉でピンを倒す。
ポケットの場合も点玉を入れなが
らピンを倒して得点を2倍3倍にす
る。ポッケでも3ピン置き等もやっ
ていた。超インフレルールだ。
一発で3ピン倒したら得点は6倍、
台外に全部弾き飛ばしたら9倍だ。
1球50円としてもワンショットで
サイドに入れたらさらに倍なので
900円のショットになる。
9番ならば一発1800円の玉だ。
そういうのを3時間ほどやったら
とんでもない金が動く。
ポッケのピン倒しでは14.1ラック
が巧い奴が強かった。

最初はゴルフのティーアップのピン
を使っていたが、そのうちミニチュ
アのボウリングピンを使い始めた。


ルールはどんどん進化し、ピンを倒
すだけでなく、台外に飛ばしたら3
倍得点とするようになった。
大抵は3人撞き以上でやるギャンブル
だ。どんどんインフレ一発逆転ルー
ルにギャンブル玉のルールは変化す
る。

だが、台外に勢いよくミニチュア
ボウリングピンを飛ばすと、プラ
製のピンはよく欠けた。
そのうち、都内の玉撞き者の誰か
デルリンの旋盤削りで欠けない
ピンを作り出した。旋盤業者に頼
むと1個2000円程する物。純白。
私も3本持っていてキューケースの
中に入れていた。お守り代わりに(笑

ずっと後年、ビリヤード専門業者
からピン倒し専用のピンが発売さ
れるようになった。
賭博用品を製造販売するとはやれ
やれだ。サイコロ売るのとは違う
のに。


元々はスリー台でゴルフのティーを
用いてやられていたのがピン倒しだ。
上級者のあくまでも余興のお遊びと
して。


現在、ピン倒しを知っているのは
60代以上の人か、もしくは、この
時代の今でも賭け玉を撞いている
正真ろくでなしの玉突き屋だろう。
確実に宜しくない種族だ。
そのバクチ玉を健全な技巧派上級者
のような顔をしてネットで公開して
いるとしたら、たわけも甚だしい。
バクチ玉突き者が歴史を超えていか
クズかというのがよく現れている。
何食わぬ顔で健全市民を装うからだ。
だが、大抵、目は魚の腐ったような
をしている。

ただ、現在は健全市民に復活した
出戻り組たちが今は賭け玉をせず
とも、育ちは玉を見れば判る。
賭け玉育ちは、大抵はキュー切れ
が鋭く、キューを切る玉筋だ。

住みたい街の景観

2022年02月14日 | open


住みたい街のイメージってこう
いうのなんだよなぁ。
なんだか大学の構内みたいだけど。
これは秋の絵だろうが、新緑の頃
にはいいぜ。
こうした街だと車両を持つのは
難しいかもしれないけどさ。
それと、並木のない街はなんだか
味気ない気がする。

これくらいの並木があったら最高。



世界チャンピオンのキューの音

2022年02月14日 | open

【ビリヤード世界大会】
16歳で世界選手権を優勝した
天才プレイヤーWu Jiaqingプロ
と対決‼︎
〜本人解説付き〜9ball Match

元世界チャンピオン(16才時)
台湾の呉珈慶(ウー・チャー
チン)選手と元日本チャンピオン
土方隼斗選手のナインボール対戦。
(2016年クウェートオープン)

呉選手のキューの音がとても良い。
スピーンという音が響いている。
ヘッドホン(イヤホン)で聴くと
それが明瞭に分かる。
理想的なキューの音。


今夜も西部劇 映画『イースト・ミーツ・ウエスト』(1995)

2022年02月14日 | open


『イースト・ミーツ・ウエスト』
(1995年松竹/岡本喜八監督)
出演:真田広之、竹中直人

岡本監督の西部劇。
快作だ。
今回観たのは5回目くらい。
これ、映画館の大画面で観たい
なぁ。
真田の演技も良いが、なんと言っ
ても忍び役の竹中直人が怪演だ。
舞台は1860年の咸臨丸での米国
渡航の時の話。
出てくる拳銃は全部パーカッション
モデル+コンバージョンだ。
結構そのあたりはリアルに作って
ある。
勝海舟(仲代達也)が忍びの為吉
に「これ持って行きな」と投げ
渡す拳銃は龍馬の銃S&Wモデル2
だったりもする。
ただし、撮影はサンタフェ郊外で
のロケだったが、出てくる銃は
すべてプロップガンだ。
もしかすると、日本人スタッフが
作った舞台銃のステージガンの
モデルガンかも知れない。
プラスティック製だからか、画面
で見る限り、使っている銃に金属
感が乏しくABSかヘヴィーウエイト
ぽい質感となっている。
劇発音はモデルガンのそれであり、
実銃のプロップガンの音ではない
がエフェクトをかけているのも
感知できる。

作品中は多くの西部劇映画への

オマージュが散りばめられて
いる。
ラストシーン前にジョー(真田)
がハットを軒先に掛けるシーン
は『レッド・サン』(1971)への
オマージュだろう。あれはう〜ん
マンダムが日本刀を電線に掛ける
ラストシーンだったが。
そもそも本作のOPとEDの文字
自体が『レッド・サン』の文字
フォントを似せてオマージュと
している。
テーマも、奪われた日本の宝を
仇討ちを兼ねて追う侍という
点でも両作は同じだ。
三船敏郎の黒田と真田広之の
上条が英語を話せるという点
も一緒だ。

映画『レッド・サン』(1971)から。


そして、父をならず者に殺された
白人の金髪少年は『シェーン』
(1953)のジョーイを思い起こ
させる。

武士上条(真田広之)が少年に
脇差を与え、少年は抜刀術を
稽古する。そして父の仇を討つ。
その後、二人は親子として西部
の旅に立つのだった。

上条は実は通弁役として潜入した
水戸浪士の刺客だった。
だが、彼が咸臨丸の幕府要人を
探してワシントンに向かう中、
すでに咸臨丸は日本へと帰還の
ために出航していた。
その後、この日本人の侍と白人
の子の親子の消息は不明となる。
為吉(竹中直人)は悪党に奪わ
れた3000両を咸臨丸に届けた後、
インディアン娘のナンタイと12
人の子をなし、玄孫(やしゃご)
まで含めて100数十名の大家族
を抱えて酋長となり、134才で
死んだ。
1860年時点で25才設定とした

ならば、1969年まで生きたと
いう設定になる。
ラストシーンでタメ=トミー
の家族が見守る中、彼は砂漠に
倒れるが、このシーンは凝って
いて、曾孫たちの衣装やサング
ラスは1970年前後の物を着用
している。
この作品は、岡本喜八の時代劇

なのだ。

この作品、娯楽作品としてかなり
良い。おすすめ。


EAST MEETS WEST(予告編)