


17度(笑

常温の冷でいただく。


ししたら、ガンモさん、まずこれ
やっつけて、と出してくれた。
Irving Crane vs Jimmy Caras Legends of Pocket Billiards
偉大なる歴史上の二人のプールプレー
ヤー同士の対戦。
過去何度も世界チャンピオンになった
偉人同士の対決だ。
アービング・クレイン(1913-2001)
合衆国NY州生まれ。14才で89点ハイラン
し、その後の少年時代は無敵。23才で
トーナメントに出てからはトップを走り
続けた伝説の巨人。弁護士の父と教師の
母を持つ彼は、常に正装せずにビリヤー
ド台に向かう事はなかった。その端正な
佇まいは「ディーコン(キリスト教で
いう助祭)」というニックネームで
呼ばれた。14.1ではワンキューでほぼ
撞き切りのゲーム展開を多くする人。
1978年殿堂入り。
ジェームズ・カラス(1908-2002)
合衆国ペンシルバニア州生まれ。
戦前戦後で数多くの世界チャンピオン
となる。
彼はまた多くの教育書を残し、多く
のトリックショットを発明した事
でも知られる。
1977年殿堂入り。
両者がまだ生きているうちに伝説の
エキジビション試合が実現した。
種目はセブンボール、エイトボール、
ナインボールだ。
二人とも最晩年の時だ。
どちらも使っているキューはバラブ
シュカだろう。
クレインがめちゃくちゃカッコいい。
表情はイーストウッドみたいだ。
アービング・クレインの使っていた
バラブシュカのコピーをアダムが
作って米国で販売した事があった。
1970年代に人気があったステッチ
リングとダイヤとドットシェルの
インレイ。
ナインボール戦での最終局面、カラスは
8番をセーフティで撞く。(49:00~)
手玉と8番の角度はほぼ90度弱。
通常まず入らない。
それをクレインは見事にカットで決める。
Willie Mosconi's only how to video!
最後のほうで説明するセット玉は
ともかく、とても大切な基本に
ついてモスコーニ先生が解説して
いる。
とりわけストレートプールの項は
基本中の基本を分りやすく解説し
てくれている。
いやあ、なんてのか、お店かよ?
というようなご自宅にお住いの方が
都会には多うございます。
ニューヨークの高層ビルのアパート
メント(マンションとは呼ばない)
では、自宅にフルサイズのプール
テーブルを置いているご家庭も
かなりある模様。
この部屋なんていい感じ。
台もアンティーク台だし。
駅前のうちもフルサイズの9フィート
台は置こうと思えば置けます。プレー
もできる。
ただし、生活が一切できなくなる(笑)。
景色もいいね~なんて思ってたら、
こういう住宅に住む人たちは、
テラスガーデンもあったりする
のよね。
なんなのかと思うぜ。
まあ、日本にも似たような環境の
人たちもいるのだろうけどさ。
一度大阪のマンション住まいの人
のご家庭に招かれて行った時に
ぶったまげた。リビングの広さが
ビリヤードテーブル3台置いて
プレーもできそうなリビングだっ
た。ローラースケートできるんじゃ
ない?みたいな。
しかも、隣の部屋も持ち物件。
総床面積はとんでもなく広かった。
最近は東京でも超高層のタワーマン
ションが流行ってる。
東京の同級生も50数階とかに住んでる
けど、ただ停電になったら大変そう。
ホワイトアッシュ。
日本では米タモなどと呼ばれるが、
別名アメリカトリネコともいい、
日本のヤチダモと近種とされる。
モクセイ科トリネコ属の落葉広葉
樹。
比較的安価な木で家具や建材に
使用されるが、まれに楽器にも
使われる。
よく知られている材木の使用法は
野球のバットやボートのオールだ。
そして、ビリヤードのスヌーカー
の材料としても使われる。
ただ、どういう訳かプールキュー
には圧倒的にメイプル材が多く
使用されて来た。
アッシュ材は日本でも多く手に入る
ので、キュー用にも行けると思う
のだが、一般的ではない。
しかし、安いハウスキューなどでは
バット部にアッシュが多く使われて
いる。やはり、価格が安いからだろう。
アッシュをキューにした場合、メイ
プルのようなしなりがほぼ出ない。
そのためスヌーカーなどには向いて
いるのかもしれない。
だが、しなりが出にくいという事は、
プールキューとしては使える面も
ある。
それはしなりを極力避けたいジャンプ
用のキュー、マッセ専用キューだ。
大昔に作った私の自作ジャンプキュー
はアッシュです。