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本ハギもインレイハギも四剣ハギ
のキューはいくつか持っているが、
剣先からバットスリーブまで通し
の本来の本ハギのキューは、私の
持ちキューでは現在はこれ1本だけ。
ハンドルの糸を自分で巻き直した
時にそれが判明した。
フルスプライスかフォアアーム部
のみのハギかは、ハンドル部の
素地を見ないと判断はできない。
ハギ物の多くはフォアのみがハギ
で、それは本格ハギだったり象嵌
のハギ風インレイだったりする。
大昔、曲がり防止のために作られ
たハギは、1960年代にボルト繋ぎ
がアメリカで考案されてからは多
くのビルダーやマスプロメーカー
に採用された。極めて合理的。
曲がり防止が目的ならばと。
剣ハギはその時、装飾としての新
たな位置を得た。革命的な転換だ
った。
バットスリーブのリング部まで
ローズウッドの昔ながらの本物
の本ハギ。
今となっては珍しいし、貴重な
一本。
そして、打球性能が今でも良好
であるのが、なんだかちょっと
違う。昔の材料と職人さんとい
うのは凄いなぁ、と感じる。
曲がりがほぼ無しというのが、
毎回持つたびに信じられない。
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