「シャフト8割」とはよく云った
ものだ。
私が所有する極上の動体シャフト
をマサイキュー(実はアメリカの
有名メーカーのキュー)に装着し
てみた。
結果、キューの動きはまるでTAD。
フライデー研究会でもぶっちぎり。
何が良いって、繊細な技玉を撞け
るのももとより、とにかく自在に
意思の下に手玉を運べる。
ある意味、ビリヤードの本物の本
質的な根元について考えさせられ
るような動きを見せる。見せつけ
る。そして、こうだよ、と教える。
入れが強い、切れが良い、とかの
そんな瑣末な事ではなくて、もっ
と大切な事を考えさせられるシャ
フト。
モノヅクリの本質とは、人間と
如何にディープに関われるかどう
かではなかろうか。
こういう物を作る技術と人の魂っ
て凄いなと思う。
かなり撞いていて恐ろしい。
たかが一本の棒なのに。