最近「2ストはオイルを吹くので
云々(悪くとらえるニュアンス)」
という言を各方面で複数直に耳
にした。
バカかと思う。
吹け切った2ストは白煙もオイル
も吹かない。
状況により極めて多少不完全燃焼
オイルが後方に散る事はあって
も、基本的に乗れてる奴の2スト
の排気管は乾いている。
もし多少オイルが飛んだとて何だ
というのだ。
エンジン構造上当たり前の事だ。
後ろ走って汚れるのが嫌なら、
ドレスでも来てどこかにすっこん
でろ。
KAWASAKI KR-1 全開走行後の排気管
多少オイルは噴霧状に飛んで
ホイールに付着しているが、
排気管はベタついていない。
それらのオイル飛びがぁとか言っ
てる連中は、2ストに乗った事が
無く、2ストが世の中の二輪のス
タンダードだった(特に公道車両
の小型車はほぼそれが主流)時代
を全く知らず、また車両の構造と
歴史についても無知蒙昧がそうし
た忌避感覚での発言と固定観念を
生んでいるのは間違いない。
視野も判断力も世界も狭い。
そうした視点で2ストマシンを
見る事は、「鍛造刃物は鍛冶屋
のトンテンカンという音がうる
さいからぁ、どうのこうの」とか
言ってるのと全く同じ、幼稚園
は園児の声がうるさいからよそ
に行ってくれとか言うのと同じ
で、自分が言っている事が如何
に頓珍漢で非常識であるか気づ
いていない。
視野も心も狭い。
馬鹿だと思う。
そして、2ストマシンに乗った事
無い奴、2ストの微細繊細スロッ
トル操作を全くできない奴に限
ってそういう言辞を吐く。
世界観が狭すぎて話にならない。
かつて世界選手権はすべて2スト
マシンで行なわれていた事さえ
も視野には無いのだろう。
世界の常識さえも知らない無知。
助からない。
今の事しか見えていない。
視野狭窄で、目の前しか見ない
事は、二輪乗りとして致命的だ。
危険なのだ。
そうした発想や視点は。