【ワークマン】春夏バイク乗りに
絶対オススメTOP5!
2024新作発表会より!
進撃とまらぬワークマン。
機関銃のように新商品ラッシュ
だ。
基本、1シーズン使い切り物
だけどね。
実際に使用してみると、作り
は値段なり。
本格専門メーカーの物とは物
が違う。これは事実としてあ
る。ユーザーとしては使用に
は割り切りが必要。
ただ、ユニクロが当初量販安
かろう悪かろう商品群だった
のが品質が飛躍的に向上した
ように、ワークマンも業界に
参入して数年経つので、研究
努力によりこの先化ける可能
性もある。
元々は作業着屋さんだが、本
業の作業着系ラインナップが
薄くなってるのが残念。
デザインを今風のばかり追い、
下町ロケットのようなトラディ
ショナルな作業着とかが無い。
設計室の人たちが着ているよう
な作業着上下とか。街着のよう
な作業着ばかりをワークマンは
扱うようになった。
なんだかなぁ感は強くある。
倉敷のクラボウの画期的な生地
を使った下町ロケットのような
作業着は、現在でも各種製造業
メーカーでは必着アイテムだ。
営業さんなども社内ではスーツ
の上着を脱いでネクタイのまま
それを上に着る。
また、現場の人たちはパンツも
ベージュの同生地の物を履く。
非常に出来=作りが良い。
下手したら勤続年期間ずっと
着られる。
製造業の事務屋や開発者が着
ているそうした上着は元々は
軍服のタンカージャケット
(アイクジャケット系)から
戦後に起こしたデザインだ。
発生時点からヘヴィデューティ
な構造を得ている。
生地は各社努力して丈夫な物
を開発したが、岡山県倉敷の
クラボウの素材が最高品質だ。
全国一のレベル。
そして、その作業着のパンツ
は普段着のコッパン代わりと
しても着られる程に丈夫で
洗練されたデザインとなって
いる。タック付などは街着で
着ても違和感はない。
着こなしにもよるが。
ワークマンは今後も伸びるだ
ろうか。
ただ、現在の販売戦略は毎年
シーズンごとに新商品を出し
て古いタイプを捨てさせる販
売手法を取っている。高度経済
成長時代の大量消費エラのセオ
リー手法。
この手法は、やがて飽和状態と
なり、伸び悩み、売り上げが
下降し始める。
すると、どんどんさらに新製品
を出して集客しようとする方向
に行きがちだ。
大抵は結末はドボンとなる。下
手すれば倒産になる。
このメーカーといえばこれ、と
いうようなフラッグシップモデル
とロングラン販売の定番モデル
を持つメーカーはそうした新商
品ラッシュで凌がなくとも存続
する。
これ、マネージメントとしては
結構大切な事だ。
新商品連発の使い捨て品は、そ
のうち売り上げが下降する。
これは多くの業界でエコノミス
トたちは指摘している通りだ。
それを切り抜けるには更なる新
商品は必要だが、定番製品が
軸にあるのとないのとでは、そ
の後の未来が変わって来るのも
確かな現象だ。
定番を残しつつ新商品を出して
うまく経営している代表が菓子
メーカーだ。
新商品のみでは「新し物好き」
の客しか呼べず、固定客の育成
には繋がらない。
そこの差し引き、匙加減は物
作り売り企業では非常に重要
なポイントになる。
ある程度開業時間経過後に、
例えばクーポン連発の店舗な
どは、かなり経営実態が危う
い事の現出であるのも経済界
の現実として存在する。
安くしたから客が着たり戻っ
たりするのではないのだが、
そのあたりを読み違えている。
クーポンは売りの軸線のPRと
セットでないと集客力や訴求
力は発生しない。
ただ値引きしたりオマケをつ
ければ客が呼べる訳でなない。
ワークマン。
今後近い将来、さらなる飛躍と
なるか、それとも逆V字ドボン
となるか。
そうした点も注目できる。