ちょっと外出する用事があったんで、ついでにちょっと回り道をして、また献血に行ってまいりました。
受付の女性もお元気そうで、「はい、じゃあいつものように、アチラでお飲み物飲んでお待ちくださいねー」と。いよいよ「いつものように」と付けていただけるようになりました(笑)。今日の記念品は「折り畳み傘」でした。んー、なぜか男の僕には使い辛い一品なんですが(何故でしょうね(笑))、ありがたく頂戴してきましたよ。
写真は、昨日の「ベルばら」の写真を撮った帰り道に出合った光景なんですが、こちらは男の子ってのもあるでしょうし、少し大きかったのもあってか、普通に挨拶も返してくれて(笑)。一応、こんどは警察は呼ばれないだろう、という思いはありました(笑)。懲りないヤツと言わないでー。子供と話すのって、楽しいだもん(←いいトシして「だもん」、じゃないっつーのに。笑)。
しかし子供と言っても、もうこのくらいになると、背中にそこはかとない逞しさを感じますね。男の子ー!って、感じがしませんか。毎日、凄い速さで色んなことを学んで、あっという間に、大人になるんですよね。
今、10歳くらいだとして、あと5年もしたらすっかり声変わりも終えて、高校なんかに入ってて、すっかり一丁前にものを言って(笑)。10年もしたら、早い子は働いてて、もしかしたら立派に自分の家族を持ってるかもしれないんですよね。
素直に、真っ直ぐ、育って欲しいですね。
あ、そうそう、僕にだって、こんな頃もあったんですよー(←なんのアピールだ)。まだ、いまと比べたら、肌もテュルンテュルンでねー(笑)。こんな夕暮れ時には、ウィーン少年合唱団みたいな澄んだ声で高らかに歌いながらカンケリしたもんですよ。・・・声は嘘ですけど。
んー、昨日の話じゃないですが、世の中、悲しいことですけど、やっぱり悪いことをしてしまう人って現実に居るのが事実ですよね。でも一体いつから、そういう人になるんでしょう。みんな、こんな普通の少年だったはずなのにね。
ザ・イエロー・モ○キーさんのバラード「JAM」という曲に、「あの偉い発明家も 凶悪な犯罪者も みんな昔子供だってね」という、グっとくる一節があります。こうして子供を見ると、ほんと、そうだよなー、って改めて思いますね。
実は、この写真の少年の傍には、もう一人少年がいたんです。池の縁にしゃがみ込んで、なにやら水の中を窺っています。
「ねー、何か居るの?」と訊くと、「ザリガニー!」。
「おー、取って見せてよー」と言うと、「んー、ちょっと待って。」と何度か池に手を。
「・・・だめだ、捕まらないやー」「そっかー。」「ちょっと待って。さっき取ったのがあるから。見せてあげる。」と、水汲み場らしき場所へ。
「ねー、見たいってー」と、友達を呼んで、プラスティックの鉢を、持ち上げました。
ザバーッ!
水の音。一足早い、夏の音。なんかね、見ていてとっても気持ちが良かった。
「はい」と見せてくれたのは、まだ小さいザリガニでした。でも、彼らにとっては、大切な、大きな獲物。
見せてくれてありがとうね。じゃ、またね。
・・・懐かしいなあ。
水遊び・・・ザリガニ取りなんて、もう何年してないかなぁ。
ではー。