ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日はなんだか冷たい雨の一日でしたね。・・・雨降り。めーあーりーふー。

雨に唄えば」というミュージカル映画をご存知でしょうか。「それって、また古ーい映画でしょ?」と仰るなかれ。こちらは白黒じゃなくてね(笑)、超カラフル。むしろ「古き良きアメリカの、あの色合い」で楽しくてクラクラするぐらい。むしろ、ひとまわりして、とても現代的なくらいですよ。

そして、「ちょっとこんなの見たこと無いぞ」、ってくらい最高のダンス。ダンス。ダンス。ダンスの凄さじゃ、僕が観たミュージカル映画の中では(と言うほど大して観てないんですけど(恥))、この映画が一番感動的でした。ダンスで、涙が出ますよ(笑)。お話もとびきりハッピーですし

今日、窓を開けて空を見上げた時、ふと以前、カメラマスターのEくんに言われた言葉を思い出しました。「ケンさん、雨の日はチャンスですよ」。なるほど、雨の日は全てが水に濡れてしっとりとしてますから、独特の雰囲気のある写真が撮れる、と。空気が湿ってると、写真って全然変わるものなんですよね。

思い立ったが吉日。やおら傘を差し、濡れないようにソフトケースに入れたカメラを抱え、さて何が撮れるかなー、と期待満々で家を出てみました。しかし、

バババーッ

・・・

思った以上に凄い雨。傘に当たる雨粒の音が大きいこと。うわ、止めておこうかな、とちらっとは思ったんですけど、まぁせっかくなので、GO。

でも、あまりの雨の強さに、花を見かけようが、猫を見つけようが、とてもじゃないけどなかなかケースからカメラを出せる状況じゃなくて。10分ほど歩いて、「いいかげんこの辺りで、何か少しくらい・・・」と、カメラを構えようとして、気付いたんです。

「ありゃ、・・・傘、どうすんだ?」

重量のある一眼は(カメラは何でもらしいんですけどね)、基本、両手で支えないと定まりませんのですよね。ほどけた靴紐を結び直す位なら、ちょこんと傘を肩に乗っけても出来ますが、姿勢正しく構えるのが基本(・・・って、僕はまだあやふやなんですが)の一眼となると、ちょっと難易度が高すぎて。なにせ、風もバンバン吹いてましたからねー(笑)。

とゆーわけで、「僕はいいから、君が」的に(なんじゃそりゃ)、まるっきりカメラメインに傘を差しながら、無理やり片手で何枚かシャッターを切るも、やはり少々無理がありました。横から吹き込む雨が気になって、構図を考える余裕などまったくないのです。そんな僕にはお構い無しに、どんどん雨は強くなってくるし。寒いし(笑)。そして、見ると、とうとうレンズの先に水滴がー。

あー、キミキミ、いかんよ、それはいかん。カメラは水に弱いのだ。・・・落下の衝撃にも弱いのだ、が(立証済み)。

というわけで、ものの何枚も撮らずに早々に断念して、泣きながらバシャバシャとさらに強まる雨の中を引き上げてまいりました。部屋に戻ると、カメラを拭いて、それでも心配だったので、除湿機の上にぶら下げて強制乾燥。ふぅ、一安心。(あ、結局カメラは全然大丈夫でしたので、どうかご心配なく)。

「皆んなはどうしてるんだ?」と、ネットで調べてみたら、ちゃんと雨の日の撮影グッズってのが色々あるんですね。まーそりゃそうだ。頭からカメラの先まですっぽり入るレインコートとかね。でも山なんかならともかく、街中でそんなの被って撮影してたら、それこそ完璧に通報されそうですけどね(笑)。

そんな中、↓これはなんとも、かわいい感じ。なんだか、このままテクテク歩き出しそうじゃないですか(笑)。ついでになんか喋ったり。

いやぁ、随分服も濡れたし、靴も濡れたし(靴下までしっかりと)、今日はちょっと雨を甘く見てましたね。

今日の写真は、そんな自戒と自嘲の思いを込めた、記念(?)の一枚です

・・・僕が帰りついて10分もしないうちに、すっかり小雨になりました。

思い立ったが・・・もいいけど、少しくらい空模様の変化を待つ余裕は必要だぞ、ってことですね(笑)。またひとつ、学びました

なので、特別外にでる用事が無かった今日、あとは大人しく、部屋でピアノを

ではー。



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