
サザエさん、といっても長谷○町子さんの原作の方であります四コマ漫画の話ですが。
疲れて仕事から帰ったマスオさんが熱いお風呂に入り、腰に巻いたバスタオル一枚で冷蔵庫から瓶ビール取りだして、それを立ったままグイッと飲み干して(←ここまでセリフ一切なし)、四コマ目で歓喜の表情とともに「このために生きてる!」と叫ぶ、いうのを読んだ事があります。
・・・いや、もしかしたらサザエさんじゃなくて、アサッテくん、とか、フリテンくんとか、他の四コマ漫画だったかも知れませんが。なにせ子供の頃に読んだもので、記憶が曖昧です(笑)。
でも、その「このために生きてる!」というネームと、あの表情の印象だけはよく覚えているんですよ。まだ小学生の頃に読んだものですから、よく意味もわからなかったくせにね。将来の自分を見るようだったのでしょうか(笑)。
でもね、やっぱりぷしゅ、にしろ、ぶわっ、にしろ何か充実した事をした後に飲むのが美味しいのは確かです。昼間、一生懸命汗水流して働いたマスオさん(・・・多分(笑))だからこその、あの一言。そして、他にも大切なものは沢山あるのはわかっているけど、その瞬間は「このために!」と言わせてしまう、冷たいビールの一杯の魅力。そして、読んでる側もそれに「うんうん!だよね!」と共感させられてしまいますしね(笑)。実によく出来た四コマだったと思います。さすが、長谷○町子さん。
でも、サザエさんの原作漫画って何冊か持ってましたが、結構ブラックな笑いがおおいんですよ。でもテレビのでは、そうは行かない。日曜の夜に家族で見る漫画ですからね、黒い要素は完全に省かれています。
ですので、テレビのサザエさんに関しては長谷川さんは「あれは私の『サザエさん』ではありません。一切関係ないものです」といった内容のコメントを残しておられます。決して仲良しファミリー漫画ではなくて、当時の時代背景を鋭く描きだした風刺漫画(・・・って言ったら大げさかもですが)としての側面もあったんではないかと思います。なんたって、「いじわるばあさん」なんてタイトルの漫画も書いた方ですからね。一筋縄ではいかない、ブラックユーモアに溢れた方だったんじゃないでしょうか。
漫画の方、読まれた事の無い方は、是非一度。
アニメのエンディングの絵は、長谷川さんのサザエさんの絵の雰囲気が出てて、なんだか懐かしい感じがして好きなんですよ。
あ、いや、別にサザエさんを語るつもりは無かったんですけどね(笑)。
ただ、色々した後のビールって、ほんと美味しいんだよなーって思うんですよね・・・っていう他愛の無い話で(笑)。
昨夜も、なんだかんだであさ3時頃まで起きていて「さて、寝よう。では最後に」と思って飲んだ、ぷ、の美味しい事、沁み渡る事(笑)。一日中パソコンのアレコレで色々あったから、なんだかホッとしたのもあってねー。
そして今朝はまた6時台には起きなきゃだったんですけど、だいぶ慣れてきました。でも、帰りの電車では猛烈に眠かったです。「寝たら乗り過ごす。寝たら、絶対に・・・」って思ってたのに、あと一駅・・・って所で落ちてね。真剣に慌てましたもん。
いや、間に合いました。「はぅ!?」って気付いたらドアが開いてて、「間も無く発車しまーす」の時でした。まー、ありますよね?このくらいは・・・どなたにでも(笑)。
で、「こりゃいかん。今日こそは早寝しよう」って思ってたのに、なんだか色々と細々したことや、やらなきゃいけないことが出てきて、結局この時間にブログを書いてて、これから「帰ってきた!ゴーヤーパスタ!」を作って食べなきゃですし。
食べなきゃってか、食べたいんですけどね(笑)。
明日は、仕事のあとに、高校時代の同級生と会ってきます。男三人でね。うち一人は、卒業以来になりますから、もう20年ぶりになるんです。
でも、三年生の時の夏、そして秋と、まさに受験の頃、席が隣同士だったヤツでね。ひゃー、懐かしいなー。
・・・ほんと、楽しみ。どんな男になってるんだろ。
ってか、ヤツもそう思ってますよね(笑)。さっきメールで「明日会えるの、楽しみしてるよ」ってお互いに。
充実した何かのあとの、そんなお互いの二十年のあとの、
おいしい、ぶわっ、になる
・・・よね、きっと





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ではー。