すぐ隣の国で、核実験が行われましたね。
悲しいね、なんて気持ちは遥かに通り越して、正直、あまりに腹立たしい。絶対に許されるべきことではありません。何がどうなったって、何をどうしたって、到底許容できることでも、看過できることでもありません。
もしもまた、どこかで核が使われたら、世界はどんなに恐ろしい悪夢を見るよりも、もっと恐ろしいものを見るはずです。
日本は過去にそれを見た、世界で唯一の国です(・・・勿論、中東などにおける劣化ウラン弾による被爆の問題はあります。それでも日本は、核の恐怖を、世界中のどこの国よりも知っている国です)。広島、そして、長崎には、今なお無言で・・・、耳を覆いたくなるほど痛々しい断末魔の声を上げ続ける沢山の、当時の資料が保存されています。
機会があれば、是非、一度その前に立ってみて頂けたら、と思います。できることなら、かの国の偉い人にも。核保有国のすべての「偉い」人にも。
(・・・効果、あって欲しいけれど。見る人によっては逆効果にもなるのでしょうか)。
「広島平和記念資料館には、最後に実施された核実験からの日数を表示する『地球平和監視時計』があり、25日は過去最長の『959日』に達していた。しかし、今回の核実験でリセットされる。前回のリセットも2006年10月の北朝鮮の核実験で行われている。(読売オンライン「北朝鮮核実験、広島や長崎の被爆者らは強く非難」より抜粋)
でも僕たちは、絶対に許してはいけない。
この世の中には、絶対に繰り返してはいけない過ち、というものがあるのです。
それでも、誰かがそれを「する」というのなら、断固とした態度で臨まなければ。
同じ人間同士、・・・共倒れになります。他のあらゆる動植物を、時間を、道連れにして。
もしも、それをも恐れぬ、というのなら、僕たちは何をすべきか。真剣に考えておかなければ。
では。