かくあるべし。
あの方の意思を継ぐと言うこと。
---追記。---
いや勿論、この人はずっとずっとロックな人なわけで。
だからこそ、あの人は、このキーボーディストを選んだと思われるわけです。
本当に素晴らしいプレイでした。パフォーマンスでした。
・・・今夜は、山本恭司さんのソロコンサートにお邪魔してきました。
そしてオン・キーボード 厚見玲衣さん。
ロック魂というものがもしも目に見えるとしたら、きっとああいうカタチで現れるのではないかと。
最高でした。
会場の片隅にあった、minimoogのケース。
かつて、僕も、これを運ばせてもらっていました。もう、二十年近く前の事です。でも、アノ頃も、このケースでした。まだ手に感触が、はっきりと残っています。
当時、時々機材を預かっていた僕に、
「川村くん、もし弾きたかったら、いつでも勝手に出して弾いていいからね」
って言って下さって。
僕は、本当にクルマから降ろして、部屋で出して(笑)、僕のminimoogと並べて、音を比べたりしたことを覚えています。
でもね、同じような音は出るんですが、やっぱり厚見さんのmoogは違うんです。
いや、・・・弾く人が違う、ということが一番大きいんですが。
あれから随分時間が経ちましたが、今夜も、最高のmoogサウンドでした。誰のものでもない、厚見さんの音、でした。
いつまでも、いつまでも、僕はあのプレイを見ていたいです。聴いていたいです。
ちょっと体調が本調子ではなった厚見さんはすぐにお帰りになられたし、僕もちょっと家でしなきゃいけない用事があったので、一旦は「では帰りまーす」って言ったんですけれど、
「川村君、ちょっとだけでも行こうよ」と、誘ってくださったのが、一緒にライブを観ていた光浩さんだったわけで。
それは、ね、当然、行くでしょう(笑)。
でも、やっぱり行って良かったです。色んなお話が聞けて、超楽しかったー。
そして、この写真、僕のカメラでの一枚なんですが、なんと撮影は今夜の主役の、
山本恭司さん、なんですよ。これは、貴重ですよー。
いやはや、素敵な夜でした、ホント。
・・・こういう方たちがいてくれることが、どれだけ励みになる事か。
ではー。