ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




美味しそうにご飯を食べるニャンコ。

当たり前ですが、40年前、僕が生まれた頃には、このニャンコはこの世にはまだ、居ませんでした。

そして、もし僕がまだしばらく、例えば平均寿命くらいまで生きるとして、あとざっと40年としますが、やっぱり、その時には、このニャンコはもう居ないのですよね。

見回せば、全てのワンコ、ニャンコを始め、沢山の鳥たちも、他の沢山の動物たちも、みんな僕よりも後に生まれたのに、先に居なくなってしまうのです

 

勿論・・・人だってそうで。

 

まぁ人の場合はもうちょっと長生きですが、でも、一応は順番があるように思えても、必ずしもそうでもなく。

順番を守って、長く人々の輪を作り続けてくれる人もいたかと思えば、ある日突然、あるはずの順番を飛び越えて居なくなってしまう人もいますよね

 

当たり前のようにいる人も、いつまでもは、いてくれないものなんですよね。

これはまぁ、自分にとっての自分も、なんですが

 

例えば、マイケル。中学生の時ですが、初めて自発的に洋楽に目覚めたとき、チャートの一位に居たのがマイケルでした。

同じ時代を生きてくれて、僕たちの住む日本にも来てくれた。どんなにスキャンダルな存在になってしまっても、それでもどこかに居るのがやっぱり当たり前のように思っていたけれど、突然、居なくなってしまいました。

言い知れぬ、喪失感を感じています

勿論ね、受け継がれていくものはあるとは思います。でも、彼に代わる人は、いません。決して、出てもきません。今までに居た沢山のスーパースターたちにも、決して代わりは居なかったように。

 

時代、時代に、その時々の人が生まれ、まるで知らないまま一生を終えることが殆どですが、時には、何かの縁ですれ違ったり、会話を交わすチャンスを得たりしながら、僕たちは今、同じ時代を生きています

 

例えば、今、こうして僕が神奈川県東部の片隅で何がしか書き、どこかでこれを読んでくださっているあなたがいるわけで。数え切れない読み物があって、ブログだけでも何百万とある中で、こうして、繋がっているんなんて、「あれ?なんでだろう!?」って一晩考えてもいいくらい、奇跡的ですよね

 

お蔭様で、そんな縁と時間の中、僕はまもなくちょうど40年分の年月をまっとうしようとしています。お蔭様で、ケン康で。なんたって、お腹ばっかり減りますから(←ん?これは異常か(笑))。

そして、いつもありがとうございます。皆さんの存在は、僕にとって、色んな意味で、とってもとっても、大きな励みになっています(←誰だ)。

 

皆様、どうか、お元気でお過ごし下さいね。

できることなら、本当に、いつまでも

そして最後の瞬間まで、「色々あるけど、まぁ、なんだかんだ言って、人生、楽しいもんだねぇ」と思って生きていけたら素敵だなあ、と思いませんか。

 

 

そうそう、これも機会なので、ひとつ。まぁ、大したことではないかもなんですが、お知らせを。

こないだから、「きりがないんですよねー、終わらないんですよねー」って言ってる作業なんですが

 

実は今、僕、

 

本を書いているんです

 

 

勿論、餃子の

 

 

・・・ではなくて

 

 

一応、音楽のね

これから音楽の勉強を始めたい方や、始めてはみたけどなんだか難しいなぁ、よくわかんないなぁ、なんて、壁にあたってしまった方、結局理屈は全然わからないまま何年もやってまーす、なんて方に読んでいただける本にしたいんです。

なので、できるだけ読みやすくて、出来るだけ分かりやすくて、今までの本にはない視点や考え方なんかを交えて、「難しそう」って思われてる音楽の理論的な部分を僕なりにズラズラーっと一通り説明してみちゃおう、というものです

あと勿論、文字や音符による説明だけじゃアレなんで、さらに分かりやすいように音もできるだけ沢山、CDで付く予定になっています。やっぱり音楽ですから、聞いて頂く方が理解が早いんと思うんですよね

なので、文章もそうですが、音も僕が作って録音しています

 

というわけで、それが、

ぜーんぜん、終わらない、というわけなんですよ(笑)。

とはいえ、今、全体の3分の2くらいまでは書けてきています。さらに詳しい内容的なことなどは、また改めてお知らせしますね。

発売は・・・最初は一月末予定だったんですが・・・、ちょっと現実的に難しくなっておりまして、そうだなー、春までには、多分(笑)。

 

これはね、音楽が好きな方なら、楽器を全然やられていない方にも読んでいただけるようにと思いながら書いています。「そっかー、こんな風に考えて作られてるんだー」なんて、音楽の聞き方が変わったりしたら、楽しいなぁ、なんて思っていますのでー

 

その際には、是非是非、よろしくお願いいたします

 

ではー。



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