
終戦の日。
戦争とは何ぞや。
その功罪(メリットとデメリット)を、考える日。
そして、日本が今年で66年という、国際的に見ても相当な長い時間培ってきた、
平和、というものの、
そのありがたみを、心して、慈しむ日、
・・・のはずですが。
僕の人生において、今年ほど、いわゆる平和=生活と心の安寧、
を実感できぬまま、この日を迎えたことは、正直ありません。
震災の、そして、原発事故のインパクトがあまりに大きく、
それだけでなく、日本国内外で、想像もしなかったような色々なことが起きています。
天変地異ともいえるような自然災害、そして、世界経済も、誰が見ても異常な状態なのは、間違いないでしょう。
他にも、メディア、近隣諸国、国内外の政治、文化・・・、何を見ても、いちいち色々と思うことはあります。
そういうトシ(←ここでは、年齢ね)になったのかもしれません。
ツイッターではなく、ブログであることの利点~何かをインプット(見たり、聞いたり)して、感じたり、思ってから、アウトプット(書いて公に)するまでに、時間的に(そして、精神的にも)ワンクッション置ける~もありますが、
逆に、ちょっとあまりにも書きたいことが多すぎて、
今日は、文章にならないのです。
終戦の日だから、という気負いがありすぎるのは、自覚しています。
ですから、また、なんとなく、
何でも無い日に、
なんでもなさそうに(←たぶん、できてない(笑))、
書いていければと、思っています。
でも、一つだけ書くとしたら、
今、日本は、過渡期を迎えたのではないか、と思います。
今まで、当然のようにあったものが無くなり、
逆に、無かったものが、当然のように姿を現し、
そして、そのどちらとも、僕たちは対応していくことを、強いられていくでしょう。
とにかく、今まで知っている世の中ではない。今までどおりでは、立ち行かない。
そんな世の中になっている(いく)のは、どうやら、間違いなさそうだな、と思います。
それでも、生きていく。
五木寛之さんが先ほどテレビで「ちゃんと悲観的になるのも大切なこと」と仰っていましたが、
これにも、「ですよね」と、頷きつつも、
デフォルトとして、
前向きに、ね、
やっていきましょう。
風や波には、背中を向けると、簡単に倒されてしまいますから。
・・・で、なんで写真はしょうが焼きか、という(笑)。
いえ、ほら、平和を考える時は、これですよね、やっぱり(長くこちらをご覧になって下さっている方には分かっていただけるかと)。
ではー。